東京都目黒区にお住まいの先輩ママに、1歳のお子さんが私立認可保育園に入園した際のことをお話していただきました。
入園のしやすさは、エリアによる違いがある
大学を出て資格を取り、仕事をしていましたので、子供ができて辞めることは考えていませんでした。保育園は、なかなか空きがなくて入りにくいと思いました。特に第一子は兄弟加算もないので厳しかったです。当初1歳児入園をしていましたが厳しそうだと感じていたところ、偶然「キャンセルが出たので入りますか?」と市役所から電話をもらいました。その後1年で引越すことになり、目黒区の保育園に入りましたが、ここでも偶然空きが出て希望する保育園に入れました。かなりラッキーだったと思います。2人目のときは、行政から「保育園が決まらずに育休延長すると、上の子も退園になりますよ」と告げられ、その職員の冷たい言い方にショックを受けました。ただ、地域によって入りやすい地域と入りにくい地域があり、そこまで通えそうかと丁寧に聞いている職員もいました。
良い先生に恵まれ、充実した園生活を送る
延長保育の利用者が思った以上に少なく、最後まで自分の子供だけ残っていることが多かったので、かわいそうに思いました。最初の1年はこれでもかというくらい、いろいろな風邪をもらってきました。職場に着いて10分で電話が鳴り、戻ったこともあります。園では、良い先生に恵まれて、楽しく過ごせたと思います。子供たちが喧嘩した時もきちんと両方の話を聞いてくれ、泣いた方勝ちみたいなことはなく、その点では小学校より丁寧だと思いました。困ったことは、虫除けシールが使用不可で、よく虫刺されをしていたこと。落としたものを小さい子が食べてしまうかもしれないからという理由からで、なるほどと思いました。持ち物などは園の指定があったりするので、決まってから用意した方が良いです。あらかじめ準備してよかったのは、複数の病児保育への登録です。大きくなると使わなくなりましたが、最初の1年はよく行きました。
園の良いところを見つけて楽しんで!
子どもが小さい頃は、仕事がある意味息抜きでした。復帰後軽い業務にしてもらい、やりがいは微妙になりましたが、それでも1人で電車に乗って通勤する時間は、肩の荷が降りた解放感がありました。また、保育園時代、忙しい部署にいた夫と業務を軽くしてもらった私とで自然に家事分担ができ、育児はほぼ一方的に私がしました。ですが、この部分は仕事とのバランスもあると思うので、良い悪いは言えません。今は認可保育園がたくさんできているので、以前より入りやすくなったかと思います。思ったところに入れなくても、その園の良いところを見つけて楽しんでほしいです。子供が小学校に入ってからの方が仕事の制約を受けます。保育園2年目から卒園までは仕事も頑張り時です。