神奈川県横浜市にお住まいの先輩ママに、1歳のお子さんが私立認可保育園に入園した際のことをお話していただきました。
ベビーシッターや一時保育でしのぐ日々
会社経営をしているため、働かざるを得ませんでした。同居の母は高齢で預けることができず、子供が一緒だと仕事の効率が上がらずクライアントにも会えないため保育園に預けることにしました。保育園は入りにくいと感じました。申請してから何度も志願先を変更させられ、やっと1年8ヶ月後に入園できました。自分一人の会社であるため、自宅で子供を見ながら仕事をしてきたので、役所の人から「本当に働いているのか?」や「本当に保育園に入れたければ高額な認可外の保育所に入れて実績を作るべきだ」と言われ、とても嫌な思いをしました。また“待機児童ゼロ”の言葉のあやに対しても嫌悪感がありました。入園にあたり特に工夫したことはありませんが、高額なベビーシッターさんや一時預かりの就労枠を利用していたため、実績として加算されたかなと思います。また近所の保育園がひとつしかなかったため、そちらを第一希望として申請していましたが、入れる見込みが全くないため、離れた人気のない保育園に申請を変更するように役所からすすめられて変更しました。
公立認可は厳格、私立認可は穏やかな雰囲気
現在預けている保育園に関しては、予想外だったことは特にありません。しいて言えば、料金が安くて驚きました。一時預かりやベビーシッターさんに預けていた時は、金額が高く本当につらかったので、助かりました。8歳上の子は公立のマンモス認可保育園だったせいか、規定が細かくとても厳しかったので、親子とも精神的に負担が大きかったように思います。現在の保育園は私立の小規模な園であるため、細やかで優しく明るい雰囲気です。また、園までの距離はさほどでもないですが、自転車で一山超えていかなければならないので、体力が必要です。雨の日の自転車通園はさらに過酷です。子供はまだ傘がさせないので、ひどい雨の時は濡れて風邪をひかないか心配ですし、子供を抱えながら傘をさして保育園の荷物と自分の荷物を持つのは本当に大変です。
入園できなくても、一時保育などで実績つくりを!
子供が生まれる前からの保育園活動は絶対に必要だと思います。保育園は一歳児、二歳児からはとても入りにくいです。入れる予定があるのであれば0歳から入れるように準備が必要です。実績を作るため、入園できなくても他のサービスを使って仕事を続けること、遠い保育園が当たったらとりあえず入って転園届を出すことが大切です。