コスモ都島２番館のマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

住戸設計のバランスは良い。3つの個室すべてが、6畳以上の広さである。

このマンションの最も悪い点

管理組合が深刻な資金繰り難に陥っている。月額の管理費と修繕積立金の合計額は4万円に達しており、今後、さらに資金繰りが悪化していくことは確実だ。

評価詳細

住戸設計 4	見学した住戸の間取りは3LDKで、広さは71㎡。リビングルームは11畳、洋室は6.6畳と6.2畳、6畳という構成となっている。すべての個室が6畳以上の広さであり、住戸設計のバランスは良い。
住戸環境 1	東向きの住戸を見学したが、日照時間帯は午前10時頃までとなっている。ベランダ前方にマンションがあるが、北東方向は戸建て住宅が多い。このため4階以上の住戸であれば北東方向の眺望は良好である。2つの洋室は共用廊下に面しており、猛暑の季節でも窓を開けることはできない。
使い勝手 2	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。室内設備は、浴室には追い炊き機能が設置されているのみ。1996年に建てられたリクルートコスモスのマンションの標準仕様となっている。築古物件のため、経年劣化が原因で、蛍光灯のスイッチや水回り設備など、さまざまな個所が故障していくと思う。
共用部分 3	管理人は日勤で常駐している。月額の管理費は約15000円であり高額だ。エントランスにはオートロックやモニター付インターホン、宅配ボックスが設置されている。屋外にラック付き駐輪場が設けられている。敷地内に、数台分の平面の駐車場がある。
周辺環境 2	野江内代駅から徒歩10分の場所に立地している。徒歩10分圏内に複数の食品スーパー、コンビニ、ドラッグストアなどがある。また、車で7分の場所に大阪市立総合医療センターがある。しかし、寝屋川が氾濫した場合は、このエリアは1メートル以上の高さまで浸水被害に遭う恐れがある。
総合評価 1	リクルートコスモスが分譲したマンションである。仕様については満足度が低い。また、総戸数が33戸のため、月額の管理費と修繕積立金の合計額は4万円に達している。管理組合は資金繰り難に陥っており、今後ますます資金繰りは悪化していくと予想できる。中間層は購入しないほうが良い。
コスト パフォーマンス 2	築28年のマンションのため、資産価値は新築当時と比べて約10％下落している模様である。築古の質の良くない物件であるため、資産価値が上がる可能性は低いと考えられる。