アーバンキャッスル南千住のマンション評価

オススメの対象属性

単身

このマンションの最も良い点

すべての住戸が三方角住戸のため、プライバシーは守られやすい。

このマンションの最も悪い点

12階建てマンションだが、エレベーターは1基しかない。今後、15年以内にエレベーターを交換する必要がある。1か月程度は、エレベーターを使用できなくなってしまうため、上層階の住人は、毎日の階段の昇り降りが大変である。

評価詳細

住戸設計 4	見学した住戸の間取りは1LDKで、広さは48㎡。リビングルームは12畳で、隣の洋室は6.4畳という構成。住戸設計のバランスは良い。
住戸環境 3	ほぼ東向きの三方角住戸を見学したが、両隣に住戸がなく、共用廊下に面する部屋はないため、プライバシーは守られている。また、眺望は良好である。ただし日照時間帯は、午前10時頃までとなっている。二重床の構造となっているようだ。
使い勝手 3	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。1LDKの間取りだが、トイレと浴室は独立している。キッチンに浄水器、浴室にオートバス機能が設置されている。なお、システムキッチンは収納扉までホワイトカラーとなっており、油汚れが目立ちやすい。
共用部分 2	管理人は常駐しておらず、管理会社による巡回管理となっている。月額の管理費は12000円であり、高い。エントランスにはオートロックやモニター付インターホン、宅配ボックスが設置されている。駐車場は2台分しかない。建物内にラック付き駐輪場がある。
周辺環境 2	南千住駅から徒歩11分の国道4号線沿いに立地している。徒歩8分圏内にスーパーのライフ、コンビニ、ドラッグストア、区立図書館などがある。しかし、車で15分圏内に規模の大きな中核病院はないようだ。そして、荒川が氾濫した場合は、このエリアは3メートル程度の高さまで浸水被害に遭う恐れがある。
総合評価 2	東向きと西向きの住戸があり、すべての住戸が角住戸という点は評価できる。仕様については可もなく不可もなしという印象だ。しかし、総戸数がわずか23戸の小規模マンションであるため、すでに管理人を常駐させられないほど、管理組合は資金繰り難に陥っている。購入をためらってしまう物件である。
コスト パフォーマンス 3	築16年のマンションであり、資産価値は新築当時と比べて約15％上昇している模様である。東京23区内の中では、マンション価格がかなり安いことから、資産価値の上値余地はあると考えられる。