【駅前再開発で免震タワー登場】
*草津ロジュマン
1990年3月築・SRC造18階建・総戸数167戸・
駅徒歩3分
*クサツウエストロイヤルタワー
1992年5月築・SRC造25階建・総戸数134戸・
駅徒歩3分
*ファミールハイツ草津Ⅱ番館
1997年7月築・RC造21階建・総戸数201戸・駅徒歩4分
*マーメイドシティ草津
2003年6月築・RC造17階建・総戸数207戸・駅徒歩5分
*リーデンスタワー草津
2004年12月築・RC造32階建・総戸数267戸・
駅徒歩3分
*伽羅ガーデンスクエア
2007年1月築・RC造20階建・総戸数281戸・駅徒歩3分
*ザ・草津タワー
2009年8月築・RC造29階建・総戸数314戸・駅徒歩2分
これらの超高層マンションが、大阪市内ではなく、「大阪」駅から新快速で約1時間弱、「京都」駅から約20分の滋賀県内の駅前に並んでいるのだから、場所についてよく知らない人は驚くに違いない。
【今も昔も交通要衝の草津】
これだけ多くのタワーマンションが建設されるということはそれだけ「売れる場所」だからという事に他ならないが、それには理由がある。草津市は、近畿圏では「子育てしやすい街」「住みやすい街」といったランキングで名前が上がることが多い街だが、理由はそれだけではない。
それは、草津市の立地が関西の交通の要衝だから。草津市には新幹線こそ停車しないが、JR東海道線が通り新快速が停車する。JR草津線と分岐するのもここだ。鉄道だけでなく自動車移動でも、国道1号線が通り、名神高速道路の草津JCTがある。また草津JCTは大津連絡路を経由して新名神高速道路との分岐となる場所でもある。高速道路での移動が便利であることから、草津市内には物流センター等も多い。鉄道や道路の利便性の高さゆえ、人やモノの流れでとても重要な位置を占めている。
【交通利便+自然環境で高評価】
そのようなエリアでありつつも琵琶湖に近く自然も豊かで、大阪や京都への通勤も可能なので「住みやすい街」として評価されているわけだ。そうでなければ人口14万人程度の街にこれだけ多くのマンションが供給されることはない。久しぶりに販売される駅前タワーマンションが注目されるのもうなづける。
草津は、その昔は中山道と東海道が通る宿場町として栄えた。今でもJR「草津」駅の乗降客数はJR「大津」駅の倍程度で滋賀県内での存在感も大きい。草津が日本の大動脈の一角をしめていることは昔も今も変わりはない。このような立地は、他エリアから人口流入しやすく資産価値の維持がしやすい。約10年ぶりに販売される「駅前タワーマンション」の「アトラスタワー草津」。市場からどの程度の評価を得るのか、販売価格と売行きが気になるところだ。
※参考リンク
「今、旬なマンション」30日間、滋賀、リンク数、2018/6/11 更新
https://www.sumai-surfin.com/product/ranking/re_rank_season.php?m=1&t=1&a=31