こんにちは。住まいサーフィン編集部です。
マンションに住んでいると月々のローン返済の他に支払いが必要な管理費と修繕積立金。
築年数を重ねることに積立金の値上げや、追加徴収される一時金の支払いが苦しいといった声も聞こえてきます。
そこで今回は、マンションの大規模修繕は本当に必要なのかを掘り下げ、適切な修繕計画について話を進めていきます。
本コラムは不動産コンサルタントであり、住まいサーフィン代表の沖有人が他メディアに寄稿しているコラムより好評の内容を抜粋、自宅マンションを探している方向けの内容に再編成しています。
目次
1.マンションの大規模修繕は本当に必要なのか
マンションの大規模修繕は本当に必要なのか?
結論から申し上げますと、予算不足となるような大掛かりな修繕の必要はありません。
積立金の予算内で、優先順位付けをし必要最小限の範囲のみ修繕を行うのがベターです。
その理由として、一回目の大規模修繕は築12~15年で行われることが多いですが、大規模修繕を行った後でマンションの売買価格が上がったというデータはありません。
つまり、大規模修繕が資産価値の向上に寄与することはないということです。
建物の外壁落下といった劣化による事故の危険性を必要以上に強調し、多額の支払いを決断させようとする修繕請負業者もいますが、工事中に事故が発生するリスクもありますので、あくまで適切に修繕を行うべきです。
適切な修繕を行うための見極めについては、利害関係者ではない、第三者の専門家にもチェックを依頼するのが良いでしょう。
最近では、交換頻度を減らすことのできる耐久性のある共有設備の導入を勧めてくれるなど、提案力のある管理会社も増えてきています。
日々のパートナーである管理会社選びも非常に重要です。
さらに詳しい内容は、沖有人のコラムにて掲載しています。
「大規模修繕は最小限でいいんじゃないか?」
2.マンションは管理を買うということ 管理会社満足度調査ランキング
管理会社について、満足度調査ランキングを公開しています。
2009年より毎年続く調査で、実際にマンションに入居中の方&マンション理事経験者の方を対象に調査を行っていますので、管理会社を変えることを検討しているという方は是非参考にしてみてください。
コストパフォーマンス、管理人対応といった細かい項目別に評価が分かれていますので、お住まいのマンションで重視したいポイントの満足度をチェックすることが可能です。
3.マンション管理費が適切かをチェック
また、マンションの管理費が適切かが気になっている方はこちらのコンテンツを参考にしてください。
管理費の平均値や管理費がどのように設定されているのかが分かります。
4.まとめ
・大規模修繕は必要最小限で問題ない!
・住民の立場で提案してくれる管理会社を選ぼう
・管理会社の選定には満足度ランキングを参考に
次回はまた別の角度から、マンション選びのコツをお伝えする予定です。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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この記事を書いた人
住まいサーフィン編集部
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