先輩マンション購入者から生の声をもらった「実録!マンション購入の失敗談」。果たしてどんな失敗が多かったのでしょうか。1位から5位まで、ランキングでまとめてみました。マンション購入の失敗、第2位は?!これからマンションを購入する人、同じ失敗を体験した購入者の両方にとって参考になるような「お悩み別対策」もお伝えしていきます。
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マンション購入の失敗、第2位は金銭的な負担
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マンション購入前に失敗を防ぐ対策は?
高額なマンション維持費
毎月一定の維持費を払い続けていくのが、マンションの宿命。戸建てとの大きな違いでもあります。しかしマンション購入後、こちらの支払いに苦労している人が多いのが現実です。修繕積立金が数年おきに値上げされ、毎月4万円の支払いに四苦八苦している人や修繕費が将来6倍になることを購入後に知ったという人も。
中には管理費が払えずに裁判沙汰になっているケースもあるようですから、注意が必要です。
購入した物件が築10年近く経つマンションだったので、購入価格は安かったです…が、その分、毎月の修繕費積立金や管理費の費用がたくさんかかります。しかも、数年おきに値上げしていて、今では毎月4万円近くを支払うハメとなりました。
出典元:https://www.sumai-surfin.com/k/201512/shikujiriFudousan/article/?id=21
修繕積立金が高すぎると感じています。しかも、将来最大で6倍になることもあるという情報は、購入するまで理解していませんでした。修繕積立金は、契約後に支払った一時金とは別に毎月かかってきますし、10年、20年先の大規模修繕のときにはまた請求されると言います。
出典元:https://www.sumai-surfin.com/k/201512/shikujiriFudousan/article/?id=69
大規模タワーマンションには、実にいろんな人が住んでいます。管理費を払えず裁判沙汰になっている人もいます。共有施設の維持や資産価値のことを考えると、どんな人が住んでいるかはとても重要だと思います。
出典元:https://www.sumai-surfin.com/k/201512/shikujiriFudousan/article/?id=145
「長期修繕計画」をチェック!
10年ごとに施される大規模修繕費などを見積もった「長期修繕計画」を確認しましょう。管理費が大幅に変動することは少ないものの、修繕費は新築入居時に低く設定されていることが多く、通常数年ごとに値上げされていきます。最高金額が初年度の5倍までに抑えるなど、最初にルールが決められていることもありますので、わからない場合は営業担当者に質問することをおススメします。高級マンションは高いと覚悟!
ちょっと見栄を張って高級マンションを買ったはいいけど、維持費が払えない…にご注意を! 特に共有施設の充実したマンションは管理費、修繕費とも高額です。プールのあるマンションは、プール維持費だけで毎月3000円のプラス出費になりますよ。小規模マンションは一戸分が割高になることも!
総戸数の少ないマンションでは、一戸分の維持費(管理人代金や修繕費など)が高くなるので、最低でも100戸くらいないと厳しいという意見もありました。
一般的に総戸数の少ないマンションは、大規模マンションに比べて一戸あたりの管理・修繕費が割高になる傾向があるので注意が必要です。
入居者数が30戸ほどの小規模の新築マンションなので、一戸分の管理費(修繕積立金、共有部分の修理費用、管理人代など)が高くなりました。最低100戸ぐらいはないと、一戸あたりの管理費は割高になります。
出典元:https://www.sumai-surfin.com/k/201512/shikujiriFudousan/article/?id=55
購入後の対策は理事会でしっかり管理を!
管理会社や修繕を依頼する会社を決めるのは、マンションの理事会です。理事会に働きかけて、できるだけ費用を抑えるという方法があります。かさむ室内の修理・リフォーム代
意外と多かったマンション購入の失敗談が、中古マンションに入居してからリフォーム代の出費で痛い目にあったという話。入居直後に給湯器やトイレが壊れて、リフォームを余儀なくされたり、中には水漏れが発生して、多額の修理費を払わされたというケースもありました。
どこもリフォームされていない築37年の中古マンションを格安で購入しました。住んで4年立ちましたが、購入時にどこもリフォームされていないので、給湯器が壊れたり、キッチンのシンクに穴があき水漏れしたり、トイレが壊れたりと次々に問題が発生。
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安いほうがローンも楽なので、築年数が古く安価な物件を選んでいました。失敗したと感じた時は、家の壁紙などがすぐに剥がれてきたり、トイレが壊れたりして逆に出費がかさむことです。
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購入したマンションはなんと、漏水マンションでした。引越しをしてからあちこちで漏水が起こっていることがわかり、我が家も配水管が壊れて階下に水漏れを起こし、多額の修理費用を払いました。
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入居してから雨漏りなどの修理を要する箇所が多々あったため、結局修理費を考えたら新築でも買えたのではないかと思っています。
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住宅設備機器の寿命をチェック!
中古マンションを購入する際には、室内の住設機器の寿命を確認しましょう。特に水周りが古い場合は、入居後まもなく取り換える必要が出てくることがあります。また、共有部分では、給排水管の老朽化によるトラブルが多いため、マンション購入前に現状を確認することをおススメします。リフォーム済みマンションも視野に!
最近は大規模なリフォームを行った後に売りに出されるマンションも増えています。壁紙、フローリング、キッチン、バス、トイレなどが新品になっていれば、気持ちがいいだけでなく、メンテナンスも楽になります。ただし、リフォーム済みのマンションにも失敗談があるので、ご注意を!
中古のリフォーム済み物件を購入しました。見た目の真新しさに惹かれて購入したのですが、住んでみると空気の流れが悪く、壁にカビが生えてきて、白かった壁が2ヵ月でみるみる黄色く変色、カビが浮き出てきました。
出典元:https://www.sumai-surfin.com/k/201512/shikujiriFudousan/article/?id=125
プロにチェックを依頼
慎重派には、内覧時にプロに同行を依頼して、構造上の問題点など見えない部分をチェックしてもらうのがおススメ。リフォームマンションでも築古マンションを購入する場合は、専門家の意見を聞くことも大切です。ローンや固定資産税が家計を圧迫
想定していた出費とはいえ、ローン返済や税金に悩まされる人もいます。新築にこだわりすぎて多額の返済に苦しんでいるという人や早めに購入計画を立てていれば良かったと後悔する人もいます。
また、高級マンションを破格の値段で買ったものの多額の固定資産税に苦しんだり、利便性の高い土地にマンションを購入した結果、高い固定資産税を払うはめになったという人もいました。
若干、無理をして住宅ローンを組んでしまったので、毎月の支払いが苦しいです。だから、新築に拘らずに中古マンションも検討すれば良かったと後悔しています。
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以前から漠然と自分の城が欲しいなと思っていたのですが、計画的に資金を貯めておけば、ローンの返済ももっと楽だったのではないかと思います。マンション購入も結婚と同じように、タイミングが重要ですね!
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今でも本当に安く買えた点については満足しているのですが、固定資産税や維持費がネックでした!
出典元:https://www.sumai-surfin.com/k/201512/shikujiriFudousan/article/?id=24
10年後は大丈夫?
ローン返済計画を立てるときは10年後の生活を想像してみることも大切です。頭金を貯めることで、返済額を減らすことができるということもしっかりと心しておきたいものです。変化する固定資産税に注意!
固定資産税は、新築購入の場合、5年間は一定の減免措置がとられるケースが多いので、6年目からぐんと上がって驚いたという人も多いでしょう。将来かかる税金も意識して、購入前にしっかりと試算し、いいマンション購入を実現しましょう。