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待ちに待った、マイホーム購入。
はじめての中古マンション購入で後悔したくないが、どういった点に注意すべきか分からないという方も多いかと思います。
そこで今回の記事では、中古マンション購入でのよくある失敗談についてご紹介します。
マンション購入で後悔しないために、どのようなことに気をつければよいかの参考としてお役立ていただければ幸いです。
目次
1.騒音に関する中古マンション購入の失敗談
中古マンション入居後に騒音トラブルに巻き込まれてしまった…という声は多いです。
騒音の原因を分析すると、マンションの隣室から聞こえる内部騒音、マンションの外から聞こえる外部騒音の大きく二つに分けられます。
内部騒音に関する後悔
中古マンションの騒音について特に多いお悩みは、上階に住む住民の音が気になるという意見です。
築年数の経過した物件では、構造上音が響きやすいという声も聞かれます。
また、お子さんの足音で苦情を言われてしまったという声もありました。
外部騒音に関する後悔
購入した中古マンションの周辺が賑やかである場合、外からの騒音が気になる場合があります。
古い物件では、サッシや窓の建付けが悪くなっており、外と同じくらいうるさいという意見もありました。
騒音で後悔しないための対策
誰でも出来る騒音対策として、中古マンションの内覧は複数回行うのがベターです。
条件の良い物件はすぐに売れてしまう可能性もありますが、騒音が気になる方は焦らずに探すことをおすすめします。
朝昼夜、平日休日など別のタイミングで訪問することで思わぬ騒音に気付くこともあります。
売主さんへ引っ越しの理由やご近所さんについて質問をしてみるのも一つの方法です。
本当のことを答えてもらえるとは限らないですが、不安が払拭できる場合もあります。
マンション内の掲示板にも目を通すと住民の雰囲気が伺い知ることができるかもしれません。
また、静かな暮らしが送りたい方は、駅前・繁華街・幹線道路・線路などに面した立地は避けましょう。
窓を開けて生活したい方は特に注意が必要です。
築年数の経過した中古マンションで、外からの音を防ぎたい場合、内窓(二重窓、二重サッシ)を取り付けるのもおすすめです。
窓やサッシは通常「マンションの共用部」となり、修繕には管理組合の許可が必要となりますが、内窓であれば共用部に手を加えずに済みます。
2.リフォーム・リノベーションに関する中古マンション購入の失敗談
中古マンションを購入し、リフォームやリノベーションをするのに魅力を感じる方も多いのではないでしょうか。
リフォーム・リノベーションに関する後悔についてもまとめました。
リノベーションと聞くと、全てが新築のように取り換えられているというイメージを持つ方もいるかもしれません。
しかし、リノベ済み中古マンションを購入したら、一部が古いままだったという事例も多くありました。
マンションの管理規約上、窓・ベランダなどの共用部は自由にリフォームできないことが多いです。
リフォームできない部分の古さが気になるといった後悔もありました。
入居前はリフォームは不要と思っていたものの、住んでから古さが気になったという声も。
余計にお金がかかってしまった、住みながらのリフォームは大変という後悔もありました。
リフォーム・リノベーションで後悔しないための対策
リノベーション、リフォーム済みの中古マンションの場合、リフォームされている範囲を確認しましょう。
特に、トイレや給湯器など水回りのトラブルが目立ちます。
交換時期を迎えている場合は、壊れていなくても取り換えておくという選択肢もあります。
入居後、住みながらリフォームを行うのは、金銭面をはじめとして、様々な面で負担が大きいです。
購入時点で気になる箇所がある方は、中古マンション購入時に直しておいた方が後々後悔せずに済みます。
中古マンション購入と同時にリフォームを行う場合、一体型住宅ローンを利用できる場合があります。
一体型住宅ローンは一般的なリフォームローンと比較し、長期かつ低金利で借りられるメリットがありますので活用するのもおすすめです。
3.経年劣化に関する中古マンション購入の失敗談
中古マンション購入の後悔として、経年劣化について挙げている方は多いです。
中古マンション専有部の劣化
まずは、居室内の劣化に関する失敗談をご紹介します。
初めての自宅購入で、細かい部分の古さを見落としてしまったことを後悔する声が多くありました。
居住中に中古マンションを内覧した方は、内覧時の見落としを後悔する声が目立ちます。
中古マンション共用部の劣化
共用部の劣化についての後悔もありました。
注意したいのが、エントランスや共用施設だけでなく、配管やベランダ、窓なども共用部として扱われ、自由に修繕できない場合があります。
共用部の古さがどうしても気になる中古マンションは、避けた方が良い場合もあります。
経年劣化で後悔しないための対策
経年劣化で後悔しないためにも、中古マンションの内覧時には納得いくまでチェックを行いましょう。
売主が居住中の場合は、遠慮してしまう方も多いですが、家具で隠れている部分に傷がある場合もあります。
入居後に修繕費用を負担してもらうことは難しいので、見えない部分は必ず確認しておきましょう。
また、売主からの許可が得られれば、ホームインスペクションを依頼するのもおすすめです。
数万円の費用負担で、中古マンションの劣化状況や欠陥をプロの目で診断してもらうことができます。
4.周辺環境に関する中古マンション購入の失敗談
マンション購入においては、建物周辺の環境に後悔される方が多いです。
目の前に建物が建ってしまった
よくある後悔として、入居後に建物が建ってしまったという失敗談は多く聞かれます。
繁華街で治安が悪い
利便性の高い立地はつまり、人の集まるエリアともいえるため、治安の悪さが気になる場合があります。
特に、子育て世帯の場合は、お子さんと暮らしていくうえで不安がないかを確認しておきたいですよね。
周辺環境で後悔しないための対策
用途地域がマンションの前に広めの空き地や駐車場がある場合は要注意です。
人が住んでいない土地は新しい建物を建てるのが容易であるため、マンション等が建つ可能性があります。
また、中高層の建物のない地域で暮らしたい方は用途地域を確認しましょう。
「第一種低層住居専用地域」などの住宅街であれば、周辺に高い建物が建つ心配もありません。
周辺の治安を確認するためには、時間帯を変えて何度か現地調査をするのもおすすめです。
5.近隣トラブルに関する中古マンション購入の失敗談
集合住宅であるマンションでは、近隣トラブルに巻き込まれる方も少なくありません。
近隣住民との相性が悪い
隣人との相性が悪く、人付き合いに悩まされているという後悔もありました。
自治体などの人付き合いが大変
マンションによって自治会など住民同士の付き合いの内容は様々です。
ご自身とは合わない雰囲気に後悔する人もいます。
近隣トラブルで後悔しないための対策
遠慮せず、売主さんには気になることを質問をしてみましょう。
中には、内覧時に近隣住民へ挨拶に伺うといった方もいました。
また、築年数が経過した中古マンションでは高齢の住民が多く、気を遣ってしまう場合もあります。
子育て世帯の場合は、自分たちと近い世帯構成の住民が多いファミリー向けマンションの方が暮らしやすい傾向があります。
また、郵便受けやゴミ置き場、掲示板といった共用部から住民の雰囲気を感じ取れる場合もあります。
居室内だけでなく、マンション全体をくまなく見学しましょう。
6.金銭面に関する中古マンション購入の失敗談
人生最大の買い物ともいえるマンション購入。
購入後に金銭面で後悔している方もいます。
管理費・修繕積立金の値上げ
中古マンションで特に多い後悔が、管理費・修繕積立金の月々の負担が重いという点です。
住宅ローンの返済がきつい
多額のローンを背負ったことへの不安があるという意見もありました。
金銭面で後悔しないための対策
中古マンション購入前にはファイナンシャルプランナー(FP)に家計相談するのもおすすめです。
月々の収支をもとに、ローン返済に無理がないかを客観的に判断してもらえるので安心して購入へと進めます。
また、修繕積立金は、築年数が経過するごとに値上がりしていくのが一般的です。
新築時から比較して修繕積立金が2倍以上となるケースも多いです。
管理費も人件費の増加と連動するため、最近では上昇傾向にあります。
管理費・修繕積立金は値上げされる前提で、余裕を持った資金計画を立てることをおすすめします。
注意点として、戸数が少ないマンションは、一戸あたりの維持費負担が大きくなります。
維持費の値上げが不安な方は、中規模以上のマンションを選んでおくことをおすすめします。
7.マンションの規約に関する中古マンション購入の失敗談
ペットの飼育について
中古マンションの後悔で意外と多いのが、ペットの飼育に関する内容です。
ペット不可のマンションは意外と多いので、入居後に飼えないと知り後悔している方も多いです。
反対に、近隣住民のペットに悩まされているという意見もありました。
ペット飼育で後悔しないための対策
ペットを飼いたい方は管理規約を忘れずに確認しておきましょう。
ペット飼育が禁止されているマンションもあれば、動物の種類や大きさに制限が設けられている場合もあります。
また、動物が苦手な方は、ペット飼育が禁止されているマンションを選ぶのもおすすめです。
小型犬1匹のみといったルールのあるマンションもありますので、ご自身の許容範囲内で選択しましょう。
駐車場について
マンションに多い後悔が駐車場に関するお悩みです。
特に中古マンションですと、駐車場が埋まっていて外部に駐車場を借りているという方も多いです。
駐車場で後悔しないための対策
中古マンション購入時は、駐車場をマンション内で借りられるか必ず確認しましょう。
前住民の駐車場が引き継げるケースも稀にありますが、すでに順番待ちが発生しており借りられないパターンが多いです。
マンション内で駐車場が借りられない場合は、近所の月極駐車場を探す必要があります。
また、機械式駐車場の場合は車体サイズ、高さ、重量等に制限がある場合もあります。
現在、大きい車を所有している方、また将来乗りたい車がある方は、サイズを必ず確認しておきましょう。
8.まとめ
この記事では、中古マンションによくある後悔とその対策についてご紹介しました。
購入者の失敗ポイントを事前に知っておくことで、中古マンション選びに役立てていただければと思います。
下記では、マンション・一戸建ての失敗談をランキング形式でまとめています。
こちらも是非参考にご覧ください。
マンション購入で後悔しないためには、情報収集が重要です。とはいえ、どうすれば良いか分からないという方も多いですよね。
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