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住まいサーフィン編集部

ペアローンのメリット・デメリットは何?収入合算との違いも解説!

2024年06月10日

更新日最終更新日:

ペアローンとは、1つの住宅に対して夫婦や親子2人でそれぞれ住宅ローンを契約することです。
共働き世帯が増えているので、ペアローンを選ぶ方も増えています。また、マンションを中心として不動産価格が高騰し続けているので、単独ローンだと欲しい家が買えないという方もいらっしゃるでしょう。

ペアローンは収入合算とどう違うのでしょうか。また、後悔しないためにはメリットだけでなく注意すべき点についても理解することが重要です。

今回の記事では、ペアローンのメリット・デメリットについて解説します。

この記事の編集者

住まいサーフィン編集部

1998年開設、マンションの適正価格や資産価値を判断するための価格情報サイト「住まいサーフィン」が運営。
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売り手と買い手の情報格差が大きい住宅業界。
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1. ペアローンと収入合算はどう違うのか?

まずは、ペアローンと収入合算の違いについてご説明します。

ペアローンとは

ペアローンとは、1つの住宅に対して家族2人がそれぞれ住宅ローン契約をすることです。
ペアローンは夫婦で申し込みするケースが多いですが、ほとんどの金融機関では親子などの親族同士でも申し込みができます。ただし、同居や借入時年齢などの条件付きであることが多くなっています。

ペアローンとは

また、一言で家族といっても、その形はさまざまです。
昔はペアローン=入籍している夫婦が原則対象でしたが、最近は他の形も認められるようになってきました。現在は多くの金融機関で、事実婚や同性パートナーであってもペアローンを利用することができます。

ペアローンでは借入額や各種条件は個別に決定します。夫は変動金利で返済期間30年・妻は固定金利で返済期間35年など、別の金利タイプや返済期間を選ぶことも可能です。
ペアローンではそれぞれが債務者となり、さらにそれぞれがパートナーの連帯保証人になります。

収入合算(連帯保証型・連帯債務型)とは

住宅ローンには、ペアローンと似ている「収入合算」というものがあります。収入合算とは、夫婦や親子の収入を合わせて1つの住宅ローンを契約することです。
ペアローンとの大きな違いは、住宅ローン契約は1つだけという点です。収入合算をすることで、1人で住宅ローンを申し込みするよりも多くの金額を借り入れすることができます。

収入合算には連帯保証型連帯債務型の2種類があります。
連帯保証型と連帯債務型の主な違いは、住宅ローン控除適用の有無と、返済義務です。

項目 住宅ローン控除 返済義務
連帯保証型 1人分しか適用されない 債務者が返済できなければ、返済義務が発生
連帯債務型 2人分適用される 最初から2人に返済義務

住宅ローン控除とは、所得税や住民税が減税される制度のことです。詳しくはペアローンのメリットで解説します。

連帯債務型なら住宅ローン控除が2人分適用されるので、減税効果が大きいです。それなら連帯債務型を選びたい、と多くの人は思うでしょう。しかし残念ながら、ほとんどの金融機関では連帯保証型しか取り扱っていません。
フラット35・楽天銀行・一部の地方銀行であれば連帯債務型の収入合算が可能です。

ペアローンと収入合算の違い

つづいて、ペアローンと収入合算の違いをさらに詳しく見てみましょう。今回は、連帯保証型の収入合算との違いをご説明します。

ペアローンと収入合算の違い

主な違いはこの3点です。

  • ● ペアローンは夫婦2人とも住宅ローン控除の対象となる
  • ● ペアローンは夫婦2人とも団信に加入できる
  • ● ペアローンは手数料が2本分かかる

ペアローンと収入合算どちらが良いのかは人それぞれ違います。この後解説するペアローンのメリット・デメリットを踏まえて検討してみてください。

2. ペアローンのメリット

次に、ペアローンのメリットについて解説します。

メリット①借入可能額を増やすことができる

ペアローンにすることで、1人で住宅ローンを契約するよりも多くの金額を借りることができます。住宅ローンの借入可能額は、年収や返済能力などによって決まります。

例えば、共働き世帯(夫婦は同じ年収)が7,000万円の住宅の購入を希望していると仮定します。
このとき夫または妻の一人あたりの最大借入可能額が4,000万円だとすると、単独ローンだと購入できません。
しかし夫3,500万円・妻3,500万円のペアローンにすることで、希望する住宅を購入することが可能になります。

近年ペアローンを利用する人が増えていますが、その理由の一つが住宅価格の高騰です。
株式会社不動産経済研究所によると、2024年4月の首都圏の新築マンション平均価格は7,662万円でした。東京都23区の平均価格は9,674万円で、ほぼ1億円です。
これだけ高価格になると、単独ローンで住宅を購入するのは難しいという家庭も多いのではないでしょうか。
参考:https://www.fudousankeizai.co.jp/share/mansion/591/m6e2wwdvy.pdf
株式会社不動産経済研究所「首都圏 新築分譲マンション市場動向 2024年4月」

また、単独ローンだと予算が限られてしまい、選択肢が狭くなってしまいます。マイホーム購入は人生の中でも特に大きな買い物なので、後悔はしたくないですよね。
ペアローンにすることで、希望に合う住宅を購入できる可能性が高くなります。

メリット②ペアローンなら住宅ローン控除が2人とも対象になる

2つ目のメリットが、住宅ローン控除を2人分利用できることです。住宅ローン控除とは所得税や住民税が一部控除される制度で、最大13年間も減税が続きます。
住宅ローン控除は年間の最大控除額が決まっているので、2人が対象になることで減税効果が大きくなることがあります。

1年間の減税額は、住宅ローンの年末残高×0.7%で計算できます。例えば年末時点で住宅ローンが4,000万円残っていると、28万円が減税されます。
※年収によっては計算された金額より減税額が少なくなることはあります。

年末残高には、このように住宅性能に応じて限度額が設定されています。

新築マンションの限度額(上限額)

住宅の種類(性能) 2022年・2023年
入居の限度額
2024年・2025年
入居の限度額
減税期間
長期優良住宅・低炭素住宅 5,000万円 4,500万円※1 13年間
ZEH水準省エネ住宅 4,500万円 3,500万円※1 13年間
省エネ基準適合住宅 4,000万円 3,000万円※1 13年間
その他の住宅 3,000万円 0円
(2023年中の建築確認で
2,000万円)
13年間
または
10年間※2

※1 子育て世帯と若者夫婦世帯は、2024年入居の限度額は2022~2023年入居と同様になる
※2 その他の住宅は、2024年と2025年の入居だと10年間になる

中古マンションの限度額(上限額)

住宅の種類(性能) 2022年~2025年
入居の限度額
減税期間
長期優良住宅・低炭素住宅・
ZEH水準省エネ住宅・省エネ基準適合住宅
3,000万円 10年間
その他の住宅 2,000万円 10年間

例えば夫婦(子育て世帯・若者夫婦世帯ではない)が8,000万円の省エネ基準適合住宅(新築)を購入するとしましょう。所得税・住民税の控除額をシミュレーションすると、このようになります。

  1年目の控除額 13年間の総控除額
単独ローン
(8000万円)
21万円 273万円
ペアローン
(夫婦それぞれ4000万円)
42万円 約533万円

※各種条件:①2024年6月ローン支払いと入居開始
②借入期間35年・金利0.6%・元利均等返済とする
③夫婦2人とも、最大額が控除される年収とする

単独ローンとペアローンで、約260万円も差が出ました。かなり大きな違いですよね。
特に高価格の住宅を購入する人ほど、ペアローンの恩恵を受けられます。

メリット③2人とも団信に加入できる

3つ目のメリットは、ペアローンにすることで2人とも団体信用生命保険(団信)に加入できることです。団信とは、住宅ローンの返済中に債務者に万が一のことがあった場合、残りの住宅ローンが保険金により弁済される制度です。
※死亡や高度障害状態になること

最近は団信が充実していて、がんと診断されると住宅ローン残高が0円になるものや、長期入院すると月々の返済を保障してくれるものもあります。
住宅ローンの返済期間は長いです。人生何があるか分からないからこそ、団信はいざというときの備えになります。

そんな団信に、ペアローンであれば夫婦または親子それぞれが加入できます。
なお、収入合算(連帯保証型)の場合は主債務者しか団信に加入できないので、保証人に万が一のことがあっても住宅ローンの残債は変わりません。

ただし、多くの金融機関では、ペアローンを組んだ2人のうちどちらかに万が一のことがあっても、もう1人の分の住宅ローン残債はそのまま残ってしまいます。

3. ペアローンのデメリット(注意点)

ペアローンにはメリットがある一方で、デメリットもあります。ペアローンの注意点として、事前に理解しておきましょう。

デメリット①どちらかに万が一のことがあっても、もう1人の残債は残る

ペアローンは団信に2人とも加入できるのがメリットだとお伝えしました。
しかし、多くの金融機関ではどちらかに万が一のことがあっても、もう1人の住宅ローン残債はそのまま残ります。

例えば夫婦2人がペアローンで返済中で、住宅ローンがそれぞれ1,500万円ずつ(合計3,000万円)残っているとします。
もしもどちらか一方が死亡した場合、死亡した人の残債(1,500万円分)はゼロになります。ですが、もう1人の1,500万円はそのまま残ります。

しかし、金融機関によっては連生型の団信を扱っているところがあります。連生型団信にすれば、このデメリットを心配する必要はないので安心です。

今回は三井住友銀行とPayPay銀行の連生型団信をご紹介します。

三井住友銀行のクロスサポート(連生団体信用生命保険付住宅ローン)

三井住友銀行では、年0.18%の金利を上乗せすることでクロスサポート(連生団信)にすることができます。

三井住友銀行の連生団信
画像出典:三井住友銀行ホームページ

クロスサポートは、WEB申し込みの住宅ローン商品であれば付けることが可能です。
ただし、対象になるのは死亡または所定の高度障害状態になった場合のみですのでご注意ください。

PayPay銀行のペア連生団信

PayPay銀行は、2024年6月からペア連生団信がスタートしました。
通常の団信に比べると年0.2~0.4%の金利を上乗せする必要がありますが、選択する団信によってはがんや全疾病保障も対象になっています。

PayPay銀行の連生団信
画像出典:PayPay銀行ホームページ

PayPay銀行のがん団信は非自発的失業保障や自然災害保障も付いてくるので、病気・ケガ以外の備えをしたいという方にもおすすめです。

ただし、個人事業主や会社経営者の場合は金利が高い「個人事業主・法人経営者向け住宅ローン」になってしまいます。
変動金利だと通常の住宅ローンの最安金利に比べて0.365%も高くなってしまうので、他の金融機関と比較検討するようにしてください。

デメリット②ペアローンは諸費用が多くかかる

ペアローンの2つ目のデメリットは、契約が2つになることで諸費用も多くかかってしまうことです。
住宅ローンを申し込むと、このようにさまざまな費用が必要になります。

住宅ローンの諸費用例

  費用目安 備考
事務手数料 借入金額×2.2%が多い 定額型もある
保証料 数十万円~100万円以上 最近は不要のことが多い
住宅ローン契約時の
印紙税
6万円
(5000万~1億円を借りる場合)
電子契約なら必要なし
抵当権設定登記の
登録免許税
借入金額×0.1%
または0.4%
軽減税率の対象なら0.1%
司法書士への報酬 4万円~10万円前後 借入金額が高いほど
報酬も高くなることがある

8,000万円の住宅(抵当権設定登記の軽減税率対象)を頭金無しで購入したとして、単独ローンとペアローンでそれぞれシミュレーションしてみましょう。

  諸費用合計額
単独ローン
(1億円)
246万円
ペアローン
(夫婦それぞれ5,000万円)
254万円

※事務手数料は借入金額の2.2%、保証料不要、電子契約ではない、司法書士への報酬は1億円の場合は10万円、5,000万円の場合は6万円とする。

借り入れる合計金額は同じでも、諸費用の合計額はわずかに高くなってしまいました。
今回は事務手数料が定率型の場合でシミュレーションしましたが、事務手数料が定額型の場合はペアローンにすることで2倍になってしまいます。

契約が2本になったからといって必ずしも諸費用が2倍になるわけではありませんが、それでも住宅購入時にはいろいろな費用が必要になります。少しでも節約したいですよね。

最近は住宅ローン契約を電子契約にできる金融機関も多いので、なるべく電子契約にして印紙代は節約するようにしましょう。

デメリット③出産・育児などの休職時や、離婚時にリスクがある

ペアローンの3つ目のデメリットは、単独での住宅ローンに比べてリスクが高くなることです。

ペアローンは夫婦で申し込みするケースが多くなっています。夫婦ともに安定した仕事をしているのなら一見何も問題ないように思えますが、ペアローンであるが故のリスクもあります。

出産・育児による休職や時短勤務

出産や育児などで休職・時短勤務することになり、収入が減ってしまうケースが考えられます。
住まいサーフィンで更新している「実録!マンション・一戸建て購入のしくじり体験談」にも、このような体験談がありました。

 

夫婦で働いているためペアローンにしました。金利は変動にして、初期費用300万円は自分たちで用意をしました。ですが、これからまた子供が増える予定で、私はしばらく働けなくなるので、夫のみのローンにした方がよかったのかなと思っています。

>>この体験談をもっと詳しく見る

将来子どもを育てる可能性がある場合には、一時的に収入が減っても問題なく返済できるような金額設定にする必要があります。

なお、金融機関によっては下記のような対応をしているところもあります。実施している金融機関は限られてしまいますが、住宅ローン借入検討中の金融機関にも同様の制度がないか調べてみてください。

  • ● 産後、一時的に金利を優遇(例:三井住友信託銀行)
  • ● 産休や育休中は元金据え置き(例:武蔵野銀行)
  • ● ライフステージに応じて返済額を増減できる(例:みずほ銀行)

また、このような体験談もありました。

 

貯金がなく、頭金も出せる余裕がなかったので、フルローンを組むことにしました。ペアローンであれば、住宅ローン減税が2人分受けられることもあり、ペアで借りることに。ただ、その後保育園に入れなかったり、コロナ禍で私が仕事を無くして専業主婦になってしまったので、夫単体で借りればよかったと今となってはとても後悔しています。

>>この体験談をもっと詳しく見る

この体験談のように、住宅ローン借り入れから数年後に何らかの事情で退職せざるを得ない状況になることもあります。

離婚

夫婦のペアローンで問題になるのが、離婚時の対応です。

住宅ローンの返済中に離婚することになると、一般的には、①住宅ローンを1本化してどちらかが住み続けるか、②住宅ローンを完済をして売却することになります。
このとき、住宅をどちらの名義にするのか、住宅ローンの残債はどうやって支払っていくのかなどで揉めることが多いです。

元々ペアローンとなっていたものを1本化しようとすると、1人の負担はかなり大きくなります。金融機関に再度住宅ローン申請をすることになりますが、与信が足りず審査が通らないこともあるようです。
だからといってそのままにしておくと、どちらかが支払いを滞って深刻なトラブルに発展することもあります。

また、ペアローンの場合は住宅が夫婦の共有名義になっています。共有名義の場合、所有者全員の同意がなければ売却できません。
例え住宅ローンは完済していても、どちらか一方が反対すれば売却は困難です。

このように、ペアローンを組んでから離婚をすることになった場合には意見がまとまらずトラブルになることがよくあります。

4.ペアローンが向いている夫婦・物件

最後に、ペアローンが向いている夫婦、そしてペアローンが向いている物件についてご説明します。

収入が安定していて、夫婦の収入に大きな差がないケース

住宅ローンは収入が減ったり仕事をやめたりしても、支払いは続きます。そのため、夫婦ともに正社員で収入が安定している方がリスクは低くなります。

また、収入に大きな差がある夫婦よりも、それほど差がない夫婦の方がペアローンに向いていると言えます。なぜかというと、夫婦の収入の差がない方が住宅ローン控除を最大限活用できるからです。

どれだけ住宅ローンを借りられるのかは、その人の年収によって決まる部分が大きいです。
例えば8000万円の物件を購入すると仮定して、①夫4000万・妻4000万②夫6000万・妻2000万を借りたケースを比べてみます。①の方が夫婦の収入に大きな差がないタイプです。

条件

  • 〇 8000万円の新築住宅
  • 〇 省エネ基準適合住宅
  • 〇 夫婦は子育て世帯・若者夫婦世帯ではない
  • 〇 2024年6月ローン支払いと入居開始
  • 〇 借入期間35年・金利0.6%・元利均等返済

 

  13年間の総控除額
パターン①
(4000万円・4000万円)
約533万円
パターン②
(6000万円・2000万円)
約423万円

※夫婦2人とも、最大額が控除される年収とする

同じ借入金額でどちらもペアローンなのに、100万円以上の差になりました。

ペアローンを申し込むときは、夫婦でどのような比率にするか悩まれる方も多いでしょう。特に女性の場合は、出産などの関係で一時的に収入が減ることも考えられます。
しかし、住宅ローン控除というメリットを活用するためには借入金額に差を出さない方が良いケースも多いです。どれだけ節税ができるのか、いろいろなパターンをシミュレーションしてみてください。

資産価値の高い家

立地・広さ・間取り・住宅設備など、家を買うときに重視するポイントは人それぞれ違います。ペアローンを選ぶ場合に是非大切にしていただきたいのが「家の資産価値」です。

資産価値と聞くと、金儲けのための話だから自分には関係ないと思う方もいるでしょう。しかし、資産価値を重視した住宅選びは「万が一の備え」になります。
デメリットで解説したようにペアローンはリスクが少し高くなりますし、下記のような理由で住宅を売却することになるかもしれません。

  • ● 収入が減ってローン返済が難しくなった
  • ● 転勤・転職することになった
  • ● 離婚することになった
  • ● 近所とトラブルになって引っ越しぜざるを得なくなった
  • ● 子どもが独立したので部屋を持て余すようになった

住宅を売却する際、売却代金が住宅ローンの残債額を下回った場合には、不足分を自己資金から補填しなければなりません。貯金が少ないと補填できず、売りたいのに売れないという事態になってしまいます。

残債割れしたときの説明図

資産価値が高い家であれば値下がりしにくいので、いざというときのリスクヘッジになります。資産価値が高い家の探し方はこの後解説していますので、是非ご覧ください。

5.まとめ

今回の記事では、ペアローンについて解説しました。

現在、住宅ローンの変動金利は超低金利で、金融機関によっては0.2%台で借りられるところがあります。
しかし2024年3月にマイナス金利政策は解除されたので、今後金利が上がる可能性が高くなってきました。将来が不安だから固定金利を選びたいという方もいらっしゃるでしょう。
夫婦で意見が割れて、変動と固定どっちを選ぶのかなかなか決められないという家庭もあるようです。

ペアローンなら2つの住宅ローンを契約するので、片方は変動金利、もう一方は固定金利という選び方をすることができます。ペアローンのメリット・デメリットを理解した上で、ご自身に合う住宅ローンを選んでください。

また、住宅ローンは低金利が続いていますが、マンション価格の高騰は続いています。
物件価格の高騰以外にも、将来の金利上昇、2024年問題による建築費高騰、人口減少といった不安要素は多くあります。マンション購入で後悔しないためには、より一層の情報収集が重要です。

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