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住まいサーフィン編集部

住宅ローンを無事完済するために!元利均等返済方式・元金均等返済方式どっちを選ぶ?

2024年06月10日

更新日最終更新日:

住宅を購入する際、多くの場合住宅ローンを利用することが多いでしょう。

住宅ローンの返済の方法には「元利均等返済方式」と「元金均等返済方式」の2種類があります。

その主な仕組みとメリット、どちらを選択すればいいのかなど解説していきます。

この記事の編集者

住まいサーフィン編集部

1998年開設、マンションの適正価格や資産価値を判断するための価格情報サイト「住まいサーフィン」が運営。
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売り手と買い手の情報格差が大きい住宅業界。
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1. 元利均等返済方式とは?

元利均等返済方式とは毎月一定の金額(決まった金額)を返済していく方式のことを言います。

「元金+利息」を毎月返金していくことになりますが、返済が進めば「元金」が減り、その分「元金」の返済額が増えていきます。

元利均等返済の図 width=

メリット

  • 毎月の返済額が一定なので返済計画が立てやすい
  • ● 返済開始時の金額が元金均等返済に比べ少ない

デメリット

  • ● 元金均等返済方式に比べて総支払額が多くなる
  • ● 借入金残高の減り方が遅くなる

2. 元金均等返済方式とは?

元金返済方式とは元金の返済額がずっと一定という返済方法です。

返済が進めば元金が減りますので、利息の額が毎月減っていくので返済額も毎回少しずつ減っていきます。

元金均等返済の図 width=

メリット

  • 総支払額が元利均等方式よりも少なくなる
  • ● 返済が進むにつれて返済額が少なくなる

デメリット

返済開始当初は支払額が元利均等方式よりも多くなる

  • ● 返済期間によっては元利均等返済方式の金額よりも返済額が減るのはかなり先になることもある

3. 元利均等返済方式・元金均等返済方式 どっちを選ぶ?

では、元利均等返済と元金均等返済、どちらを選べばいいでしょうか?

その答えは「ご家庭のライフプランに合わせて選択する」と良いでしょう。

【元利均等返済方式】

  • ● お子さんがある程度の年齢となり教育資金を用意する必要があり、毎月の返済額を抑えたい場合
  • ● 毎月の返済額が一定なので教育資金や出産費用など、長期にわたっての資金計画を立てたい場合

【元金均等返済方式】

  • ● お子さんの年齢が低く、教育費のピークまで15年以上ある場合(教育費の支出が大きくなるころには返済額が減っている)
  • ● 子育ても落ち着き、資金に余裕がある場合
  • ● 総支払額が少なくなるので、比較的資金に余裕がある方におすすめ

※「元金均等返済方式」の取り扱いのない金融機関もあるので、元金均等返済方式で返済をお考えの場合は、利用する金融機関に確認しておくと良いでしょう

元利均等返済と元金均等返済 シミュレーション

 〇借入金額 3,000万円 35年間 1.5%固定

  元利均等返済 元金均等返済
借入金額 3,000万円 3,000万円
借入期間 35年 35年
借り入れ当初
月返済額
91,855円 108,928円
総支払額 38,579,007円 37,893,605円

実際にいくらくらい返済することになるのか、簡単にシミュレーションできるサイトもありますので活用して返済計画をしっかりと立てることが重要です。

4. 住宅ローンを早く終えるためにできること

一般的には「元利均等返済方式」を選ぶことが多いようです。

「元金均等返済方式」より総支払額が増えてしまいますが、計画的に資金を貯蓄して、繰り上げ返済を行うことができれば元金を減らして、支払額を減らすことが可能になります。また、支払期間を短くすることも可能です。

また、ボーナス払いなどを併用して、毎月の返済額を抑えたり、返済期間を短くしたりすることも検討すると良いでしょう。

その結果、住宅ローンの返済を早く終えることができるでしょう。

5. まとめ

住宅ローンの返済方法である「元利均等返済方式」と「元金均等返済方式」についてみてきました。

住宅ローンを借りる際は借入金額、返済期間、金利だけでなく、返済方法についてもメリット、デメリットをしっかりと把握し、検討する必要があります。

ご家庭の状態に合わせて、無理のない資金計画を立て、住宅ローンをうまく利用しましょう。

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