先週金曜日に皆さんのユーザ評価をブランド別に集計したものをランキングで公表しました。
この1年で評価物件数がかなり増えましたが、トップ3を三井不動産レジデンシャルのブランドが占めました。
1位 パークシティ
2位 パークコート
3位 パークタワー
ユーザ評価は項目別に点数とコメントを付けていますが、各項目別評価点でもトップ2のブランドがトップを取っています。
複数を使い分けるか1つで統一するかは意見の分かれるところですが、ブランド戦略としては分けることによるメリットが大きいように考えます。
なぜなら、マンションは立地により、コンセプトや商品企画が異なるものです。
これは入居者ニーズが異なることと同義であり、ブランドの縛りが必要性の低いものをコスト転嫁する可能性すらあります。
先日、あるデベロッパーの物件を見て廻る機会がありましたが、マンションはターゲット属性を明確に描けるかが勝負の分かれ目となるという意を強くしました。
マーケティングがそれを解決しない限り、押し売りの世界はなくならないということだと思います。
ブランドもマーケティングの一貫と考えると、マンションが売れない時代に、マーケティングに力を入れているデベロッパーが今後伸びていくことになると予見しています。
[第262号]ブランド評価ランキング(10/12)
2010年10月12日