先週のコラム「コンパクトマンションに注意」をツイッターと連動したら、異論や同調が合いまみれて盛り上がったので、今週も連動企画でやってみます。
現在販売中の別冊ダイヤモンド11/1/14発売 定価580円
「新築&中古 究極の「住まい」を探せ!」に掲載したデータで、
1997~2008年の分譲年別物件中古騰落率というのがあります。
https://www.sumai-surfin.com/price/diamond20110214-2.php
これの1997年にセンチュリーパークタワーという物件があります。
名前は知らなくても、TVではCM「三井に住んでいます」やドラマなどでよく出てくるので、
ご存知の方も多いでしょう。
大川端リバーシティの隅田川沿いの突端に位置します。
著名人が最も多く住むマンションと言っても過言ではなく、
朝にはタクシーが列をなすという噂もあります。
1997年の分譲で今でも新築時より高く売値が設定されるのは6物件しかなく、
当該物件は+13.1%の2位です。
この物件が売り出された時に、話題になったのが、北西向きが最も坪単価が高いという話。
通常、日本の分譲マンションは南でないと売れないとまで言う販売担当もいるのに、
「さすが、三井」の声がプロの間には多かったのを思い出します。
少し解説しますと、北向きのメリットとしては、
・南向きと比較して、開口部が広い
・景色が順光できれいに見える
この物件では
・南側にタワーが林立するので、北側(運河側)の方が眺望を遮る建物がない
・北西には丸の内のオフィス街があり、夜景がきれい
加えて、ライフスタイルが
・DINKSなどは夜に帰宅するので、昼間の日照がさほど重要視されない
・洗濯物は浴室乾燥機で干され、タワーの管理規約ではバルコニーに干さないのが一般的
⇒ライフスタイルが変わる中で、北向き住戸の需要側のニーズは高まり、
供給側の既成概念とのギャップが拡がっているのではないか?
皆さん、この仮説、どう思いますか?
続きはツイッターで
http://twitter.com/#!/sumai_surfin
[第278号]ライフスタイルと北向きニーズの変化(2/8)
2011年02月08日