2006年は分譲マンションの供給先送りが多く、久しぶりに首都圏で8万戸割れとなりました。
このようになったのは、「2006年は供給を減らしてもいいほど儲かった」「供給物件は先送りした方が分譲価格が上がり儲かる」という判断が働いたためです。
但し、コラムでも書いたように、自転車操業的な企業も多いデベロッパーは、先送りできる期間は限られているので、今度は大型物件が1~3月で相当出てくることが予想されています。
通常、1-3月期は竣工引渡し物件が多いので、新規供給は少なめなのですが、今年はそうとも言えないようなので、出遅れないようにしたいものです。
[第105号]先送りの反動(1/16)
2007年01月16日