売れ行きが悪くなったのも価格が上昇し過ぎたからであり、潜在的な需要層は団塊ジュニア世代を中心にボリュームは依然多い。
07年の春先までは売れ行きは良かったのだ。
では、マンション価格が高い・安いの基準はどこにあるかというと、2006年価格と07年価格の間に、購買意欲をそいでしまう値があると考えるのが自然だろう。
現在、幸いにも駅別新築分譲価格相場は2006年価格であり、これをベンチマークに「高い・安い」「買ってもいい・値下がりリスクが高い」の判断をするのがいいと考える。
https://www.sumai-surfin.com/price/market/railroad_list.php
マンション価格の調整はこの水準を探る展開になるので、大きな値下がりを待つより、適正だと思える水準であるかを判断する方が賢明だと思う。
[第143号]マンション価格の基準年(12/11)
2007年12月11日