「東京の土地グランプリ」の重版が早くも決定しました。
本屋で平積みになっていて、表紙が赤いので目立ちます。
住宅地のどこがいいかという場合、地価を調べれば分かるという訳ではありません。
地価は商業地が圧倒的に高いですが、商業地に住むことはあまり快適とは言えません。
そこで街の住んでいる人の年収推計などがその代役を果たします。
本では、年収推計や持ち家率などの数字がひとつの指標になっています。
また、これ以外にも様々な企画を入れ込み、多面的に土地を判断できるようにしています。
①上記のグランプリは既成市街地の順位付けですが、これから変貌を遂げる大規模再開発の街を特集しています。豊洲・六本木・芝浦・二子玉川などです。
②高額分譲マンションが近年大量に供給された街を特集しています。これはまとまった土地が出てくるかという要因によるので都心部に集中するという訳ではなく、別の視点を与えてくれます。
③高額賃貸マンションの分布も提供しました。千代田区なら紀尾井町など、賃貸の方が多くのストックがあるため、分布が年収と似てきます。
④最近は公立学校は選択性が増えていますが、2004年ベースの小・中学校の学区域年収を出しています。選択性だからこそ、どこを選ぶかが重要になっています。
本屋で手に取ってもらえれば分かりますが、立ち読みできない分量です。自分の住んでいるところだけといってもページがまたがります。また、広告もないムックなので、読み応えがあるものになっていると思います。
ところで、碓井さんの講演が住宅金融公庫で開かれます。真っ正直な性格で何事もはっきり言いますが、過去の実際の事例を基にした経験は「うそのような本当の話」が聞けると思います。
http://www.flat35.com/seminar/seminar_tokyo_060723.html
[第81号]重版決定!(6/20)
2006年06月21日