価格が高くなると、買い手には都合の悪いことが起きる。
土地価格高騰から、立地が悪くなる。
建築費高騰から、グレードや耐震構造がダウンする。
分譲価格高から、面積を小さくする。
こうなった新築を購入すると、中古になって価格が下がる。
他の時期に分譲された物件の方が、面積も広く、設備もよく、立地もいいのだから当然だ。
新築の買い時はあと1年程で終わるだろう。
現段階で、新築を買う時の注意は築浅中古と比較することだ。
2000~2005年までの近隣物件と比較して見劣りする新築は、それ以下に価格が落ちると考えた方がいい。
難しい時代になったが、そんな時こそ中古を検討すればいい。
厳選中古は都心物件しか推奨していないが、購入できた人はラッキーだろう。
割安な分だけ、最初から含み益が出ているのだから。
[第408号]「新築に不都合な真実」
2013年11月25日