先日、中古マンション価格を分析していたら、2年前と比較して2~3%増加していました。
新築価格の上昇と比較して同等程度ではありましたが、今後は新築価格が先行して上がると想定しています。
その理由は、土地価格が上昇している影響が新築の方が出易いからです。
新築価格が高騰した場合も想定して、中古物件も選択肢に入れるといいと思います。
理由として、以下が挙げられます。
・新築物件の供給が少なくなってきていること
・中古物件は立地にヴァリエーションが多いこと
・築浅物件では設備仕様が現在の物件よりも優れているものもかなりあること
・将来の金利上昇を前に、現在の金利を適用できること
どうしても新築を見てしまうと、中古が見劣りするように見えるかもしれませんが、不動産の最大の価値は「立地」なので、その点を最重要視して検討されると良いと思います。
[第85号]中古価格の上昇傾向(7/25)
2006年07月25日