消費税改定前に、無闇に不動産購入を駆け込むのはやめましょう。
この記事の中で、消費税改定後に価格が下がると言っているのは因果関係に非常に乏しい話。
1997年の結果はそうだが、3%導入時の1989年は説明できないし、していない。
改定直後に増額改定される住宅取得控除がどのくらいになるかとの損得で考えるのが正しい分析方法。
消費増税で100万円増額しても、取得控除が300万円増えれば、増税後の方がお得。
そうなるように制度設計中なので、消費税の駆け込みは損になる確率が高い。
実際、住宅取得控除は1999年に大幅に増額改定され、その需要喚起効果は大きかった。
その取得控除が決まるのは今年のクリスマスの時期、…注目です。
[第363号]「消費税駆け込みの愚」(10/15)
2012年10月15日