先日、マンションを30棟ほど見て廻ることになって、改めて感じたことがある。
マンションの価格は立地と専有面積でほぼほぼ決まるが、現地で評価する項目として向き・道路付け、そして規模感などがある。
今回は規模感の話しで、結論から言うと規模感が大きいほど第一印象がいい。
これは中古となった際の価格差に表れ、大規模やタワー物件は中古価格が高く維持されることはこれまでも住まいサーフィンでも何度となく証明してきた。
「規模感」と言っているのは、単なる規模(総戸数)ではなく、存在感のあるたたずまいとか、タワーや高台にあることのランドマーク性も意味している。
マンションには戸建にはない大きさがある。
東京スカイツリーを思い浮かべると分かり易いかもしれないが、その大きさは人間のスケール感を矮小化させるほどのものであれば、なぜか一目置くような感情になってしまう。
大規模マンションのメリット・デメリットはあるが、資産の価値が保たれ、流動性の高さ(売却し易さ)があることは購入判断の1つとして頂きたい。
[第257号]規模による流動性の違い(8/24)
2010年08月24日