【概要】
湾岸戦争のように、供給が一部のエリアで増えると、後発物件が需要枯渇で大苦戦します。
この他、下丸子戦争、武蔵小杉戦争や郊外型の大苦戦大規模物件などもこれで説明ができます。
こうした需給バランスを正確に計算し、時系列で動的に追えるようにしました。
不動産のリスクマネジメントには役立つこと間違いなし。それも郊外物件は特にです。
【特徴】
①供給に応じて需要が喚起されるので、需要が変動する
②地図に落とすと、俯瞰的に状況を判断することができる
③総数だけでなく、価格帯・面積帯でどのセグメントがまだ行けるかも判別できる
【将来予測の方法】
供給予測を想定すると、将来シミュレーションできる
次の3つのアプローチで解決できます。詳細は応相談です。
①供給残の積上げ 例)1期販売中なら、残販売戸数
②着工済み未供給戸数の積上げ
③用地情報からの類推を積み上げ
【将来的な使いみち】
上記③をデベロッパーと金融機関が情報を共有すれば、
(事業資金を貸したら、その物件の計画概要を共有する)
市場のリスクマネジメントは格段に進化を遂げることになります。
つまり、デベロッパーの倒産と金融機関の焦げ付きが減るということです。
分譲市場は「神の見えざる手」より「可視化した情報」で振幅を狭めた方が、デベ・金融機関・購入者にとって望ましいと、考えます。
地図やグラフはFacebookでご確認下さい。
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[第347号]行政区別需給バランスが判明(5/7)
2012年05月07日