分譲マンションの都心離れが進んでいるので、購入時期が遅れるほど、同一予算内では郊外に行く可能性が高くなっています。
今後、都心居住したいならば、当面の間、「賃貸に住む」というのも一つの選択肢だと思います。
なぜなら、地価が高騰しても、賃料は地価に比べてさほど上がらないからです。
収益還元法の影響が強まっている中で、賃料が上がらないと、地価の高騰は一定範囲で止まるはずで、地価が下げてくるまで待つというのもいいかもしれません。
そうは言っても近々都心に購入したいというなら、希望面積を小さくするという方法もあります。当面、地価が高騰するなら、その間は狭さを我慢して住んで、上がりきったら、売却して売却益を得て、下げ局面では賃貸に住み、購入環境が整ってから再度購入するという手です。
私は以前に購入した物件を持っていますが、本業のマーケットウォッチを通して、自分の売却時期を虎視眈々と狙っています。その売却益(=売却価格-ローン残債)を次の頭金に充当しようと考えています。
上げる時もあれば、下がる時もあります。
身軽でいること、見極めをすることが今後一層重要になることでしょう。
[第96号]都心居住したいなら(10/24)
2006年10月24日