いよいよ今週末からクリアランスフェアが始まります。
わたしもどの物件がどんな条件で出てくるか未だ知らないので、楽しみにしています。
ところで本題です。
あまり首都圏では言う人がいませんが、地価と標高には関係があります。
関西圏では、芦屋に代表されるように海側より山側が地価が高くなります。
首都圏でも「谷」よりも「尾根」の方が地価は高いし、「ヒルズ」という名に代表される坂の上の方がいい住宅地とされます。
大きく俯瞰すると城東よりも城南・城西の方が地価が高いのもこれが一因です。
周辺と比較して相対的に標高が高いに越したことはないので、近隣との高さの関係を意識されると土地ならびに物件の価値が自ずと分かってくるものなので、注意してみて下さい。判断し難いようであれば、路線価を見るのもひとつの方法です。今はネットで見ることができ、標高の違いで路線価がこうも違うのかというのは土地を見る目を養うことになります。
こうした因果関係の要因は地盤や川の氾濫などによる歴史的なものとは思いますが、今でも色濃く影響が残っているので、物件を比較する1つの視点としてみて下さい。
[第181号]地価と標高(12/2)
2008年12月02日