現在、金利は未曾有の低さと言っていい。非常に低い。
金利が低ければ、元利金等返済では元本返済も早く進み、生涯支払い金利は大幅に減る。
金利だけでなく、税制も優遇されているので、その意味では今は買い時と言えよう。
実際、フラット35Sの普及促進により、比較的年収の低い人たちのローン貸出が増えている。
しかしながら、住宅ローンの破綻リスクは過去に明確に提示されている。
年収に対してローン返済負担率が上昇すれば、破綻率は比例級数的に増える。
返済の延滞率は過去に公表されたので、以下を参照されたい。
https://www.sumai-surfin.com/price/loan.php
以前のように、将来的に給料が上がっていく想定がし難い雇用環境の中で、この当時以上に厳しいことは容易に想定が付く。
借金は自己管理の問題なので、専門家に相談するなり、無理をしないことをお勧めする。
[第269号]住宅ローン破綻リスク(12/8)
2010年12月08日