今回の株安・円高は唐突かつ深刻なものであった。
通常、株安になると持ち家の着工は落ち込む。
分譲事業の販売にも影を落とすことが多い。
運用益は「浮いたお金」として、不動産に回ることが多いのと裏腹に、損失は不動産購入にためらいをもたらすからだと想像している。
新新価格物件の売れ行きが悪化する中、この外部要因の影響は小さくはない。
不動産価格がミニバブルと呼ばれる中、バブル当時と比較すると、不動産独歩高の感は否めず、お金のまわり方がその頃とは異なることを注意深く見て行く必要があろうと思う。
[第129号]株安の痛手(8/22)
2007年08月22日