先週の売主別騰落率は多くのメディアで取り上げられました。
http://www.sumai-surfin.com/price/press0702.html
この資料でも分かるように、最近、新築価格だけでなく、中古価格も上昇しています。
それ故に、1位のプロパストは15%以上の上昇を示す訳です。
現在デベロッパーが行っている土地仕入は、2008年に売り出す物件となり、2007年は価格が高くなることは必至となっています。
但し、最近その仕入れ価格にも半信半疑になりつつあります。これまではある程度高くなるのもやむを得ないと考えていましたが、そろそろ需要が付いて来なくなるかもしれないという不安に苛まれています。
そろそろ上限を迎えるとなると、慎重に土地値のリスク判断をするようになります。
その傾向は新築価格よりも顧客(需要)の意向を敏感に受ける中古の方が先行的かつ明確に出るのではないかと考えています。つまり、上昇傾向が止まるのは中古物件から始まるのではないか、ということです。
これからは中古価格と比較しながら、新築の価格を語る時代となると大予言(!?)しておきます。
[第110号]中古価格に敏感に(02/27)
2007年02月27日