首都圏において、郊外部では金融機関がマンションにローンを出さないので、物件供給がほとんどされない状況になっています。
https://www.sumai-surfin.com/place/supply2010.php
そうした場所では、土地が出てきても分譲戸建用地として買われていくので、比較的駅に近くて安い物件が出てくるので、戸建も視野に入れた方がいいでしょう。
また、郊外部では中古マンション価格が下がっているので、安さに乗じてローン返済を急いだ購入方法もありだと思います。ローンさえ早めに返せれば、売却額が売却益になります。中古マンションの実勢取引価格は住まいサーフィンに大量に物件掲載したので、近傍で探してみて下さい。
まとめますと、郊外部では分譲戸建と中古マンションを中心に探すのがいいということです。
こうした探し方はいつまでも続くとは限りません。
なぜなら、郊外の新築マンション融資が行われると、新築マンションが増え、分譲戸建が減り、中古マンション価格が新築マンション価格に引っ張られるようになるからです。
購入者側にも時宜に応じた対応が必要です。
[第248号]郊外での物件選び(5/30)
2010年05月30日