エリアにも寄りますが、マンションを購入される方の約7割が賃貸もしくは社宅に住まわれています。
マンションを購入しても青田売りなので、入居するのは当分先というケースがあります。
賃貸に住んでいる場合、更新時期を迎えることがあり、その際には事前に更新料減額交渉をしてみましょう。
今の市況においてオーナーは退去されるとコストが掛かります。
以前は、礼金を2ヶ月取り、原状回復は敷金から補填していて、次の入居者も容易に決まっていたので、退去した方がオーナーにとって得な時期も過去にはありました。
現在は、原状回復費用はほとんどオーナー持ちで、仲介業者に成約報酬を広告費や業務委託費という名目で払い、礼金は取り難く、結果的に退去の収支がマイナスとなっています。
そこで条件を飲んでくれれば、引越しは今の段階では考えない、という交渉があり得ることになります。
但し、当事者間の契約自由の原則から、1年間は退去しないことなどの条件が出ることもあるので、そこはうまく交渉してみましょう。
また、引っ越すにしても、今は仲介手数料ゼロをうたう(その分オーナーが払ってくれるから)ところもあるので、そうしたところを使った方が同じ物件に入居するのでも割安に済みます。
そうしたサイトでは、掲載されている以外の物件でも交渉して、ゼロにしてくれるサービスもあります。
http://www.zero-fudousan.com/
状況は変わっていくものですから、見極めてうまく立ち回る方が賢いと考えます。
[第271号]入居するまでの期間対策(12/21)
2010年12月21日