分譲価格は上昇を続けておりまして、都区部で1997年水準、その他のエリアは1999年水準に価格が回復してきています。
そうなると、物件所在地は都心から離れていくことになります。
首都圏のマンション大量供給は1994年くらいに始まりますが、1995~97年は価格水準がデフレ期の中でも踊り場にあたる時期でした。
1996年に消費税の改定(3%→5%)があったので、需要が一時的に喚起され、倍率もかなり高かったのを記憶しています。
現段階では、どこまで上がるか、その後どうなるのか、は予想できませんが、長期的に考えると、地価は上下動を繰り返していくと考えられています。
バブル以前は地価神話のもと、上昇し続けていましたが、今後はそうでないということです。
今後は、そうした長いスパンをベースに、購入時期と売却時期を考えると、住み替え上手になれるように思います。
[第95号]分譲価格上昇(10/17)
2006年10月17日