地価だけでなく、建築費も高騰している。
今後建築される物件の見積も以前より高くなっており、今後の分譲価格に影響することは必至である。
建築費の高騰理由は鋼材などの資材の高騰(中国の建設ラッシュの影響などグローバルな問題)と人件費が上昇していること(失業率の低下で担い手が少ない)が挙げられる。
北京オリンピックなどのスケジュールを考えると、今後1~2年の分譲価格は上昇傾向にあるし、その後いつ収束するかを待つといっても3~4年ではきかないタームになることも視野に入れるべきだろうと思う。
持家取得に逆風だが、だからこそ賢い購入判断が差をつけることになるであろう。
[第121号]建築費の高騰(6/6)
2007年06月06日