先日、入居者(既購入者)の満足度調査を行ったが、マンション管理においてはコストパフォーマンスと質が問われているのが、現状である。
1990年前後のバブル期の管理費が高かったのは有名で、中古購入の際に警鐘を鳴らしてきた。
2000年前後では、管理コスト削減コンサルの取組みが表立つようになり、不明瞭なコスト構造にメスが入った。
コストについて、一定の落ち着きを見た現在、「安かろう、悪かろう」ではなく、管理の質が問われる事態となっており、大手などが差別化要素として、管理のCSに非常に力を入れて取り組んでいる。
その手法として、以前から注目していた会社から、新しいサービスが提供されたので、紹介しておきたい。
それは管理人が1日何をやっていたかが所有携帯電話を使って分析したり、クレーム処理の履歴などが一元化されているもので、本邦初のものであろう。詳細は以下参照。
http://www.sjsmdn.co.jp/smartsystem/index.html
住人(管理組合)と管理会社は不信感が募ってしまうと、健全なコミュニケーションが出来なくなってしまう。
その前に、情報をオープンにやり取りすることが今後は必要になってくるだろう。
一つの仕組みとして参考にして欲しい。
[第258号]管理の質を問う(9/6)
2010年09月06日