先日プレス発表で売主別中古騰落率の調査結果を発表しました。
https://www.sumai-surfin.com/producer/press_100827.php
2009年に売り出された中古マンションの価格が新築時よりどの様に変動したかを売主別にまとめたものです。
全16,491件を新築時の住戸を特定して結合するのは結構大変ですが、サンプル数が多い分、結果は評価できるものとなりました。
結果は1位が三菱地所、2位丸紅、3位東急不動産の順でした。
総じて、都心の高額物件が優位ですが、その商品性の高さと新築時のコストパフォーマンスの良さが寄与していると考えられます。
中古価格は1住戸ずつが売出から3ヶ月程度で着々と売れていくのに対して、新築は価格設定や売れ行きにバラつきがあるものです。
その意味で、中古の方が資産価値を的確に表す面があります。
不動産はいつかは換金するものと考えると、買える物件ではなく、「値落ちしない(キャピタルロスの少ない)物件を選ぶことが重要」というのが住まいサーフィンからのアドバイスです。
[第259号]最も値落ちしない会社(9/7)
2010年09月07日