分譲戸建が売れている。
住宅着工が落ち込む中にあって、分譲戸建だけが堅調な回復を見せている。
但し、この売れ行きも長くは続かないと思われる。
売れていると積極的に土地購入を進めるために、土地価格が高騰する。
高くなると、分譲価格にはね返る。
それだけでなく、土地価格が上がると、分譲価格を抑えたいがため、立地が悪くなっていく。
購入する方としては、価格が高く、立地が悪いと購入意欲が減退することになる。
分譲価格が高くなると、直に売れる戸数が減少し始めるのはこうした理屈だ。
では価格が高くなるのはいつかというと、来年度には本格的にそうなるであろう。
戸建を買うなら、今のうちという訳だ。
[第267号]戸建を買うなら今のうち(11/17)
2010年11月17日