先日、「首都圏エリア別マンション需要価格調査」をプレス発表しました。
https://www.sumai-surfin.com/enquete_result/press090116.html
ポイントは2つで、1つは住まいサーフィン会員の希望価格と分譲されている物件価格とは16%程乖離していて、購入し難い環境になっていることが挙げられます。
以前は乖離がなかったこともあるので、状況は一変している訳です。
もうひとつのポイントは、価格の乖離率と供給戸数は逆相関の関係にあることがはっきりしたことです。
乖離率が需要減退に大きく影響しているがゆえに、供給戸数を減少させざるを得ないということなのでしょう。
こうしたことはもっと早期に気づいていれば、価格の高騰がマンション不況を招くことを予測できたのでしょうが、2006年までは物件価格の高騰に需要サイドがつられて上がっているという事実もあり、今回の発表まで遅れてしまったことは遺憾に思っています。
これを機に、そもそも住まいサーフィンが目指していた需給バランスの安定化機能を強めていければ幸いに考えています。
[第186号]希望価格との乖離(1/19)
2009年01月19日