家を購入すると永住するように思っている人が多いが、現実はそうではない。
首都圏のマンションでは、10年で約2割が住み替えており、都心部では約3割に及ぶ。
30年以上のローンを組もうが、一生住む権利を得ただけで、住み続ける義務を負わされたわけではない。
永住は1つの選択肢にすぎない。
ライフスタイルに合わせて住み替えることこそ、住まいサーフィンの精神である。
Q:物件入居後、住み替えの可能性についてどう考えていますか?
というリアルタイム投票の結果は、こうだった。
1位は「10年以内」で4分の1を超える。
「20年以内」までとすると49%となり、その平均年数は10年弱となる。
住み替え志向の方の希望期間の目安は10年と考えてもいいだろう。
「20年以上」と「一生住み続ける」を足すと、ちょうど3分の1になる。
住み替え否定派はこのくらいいる。残りの3分の2が20年以内の住み替えを考えている。
全体を平均すると、約20年で住み替えという結果になる。
教訓として、覚えておこう。
【いずれ住み替えるタイミングは来るかもしれないと予期しておいた方がいい】
[第346号]「終の棲家は本当か?」(4/24)
2012年04月24日