年収の高い小学校区中学校区ランキング最新版

小学校区、中学校区の選択は、子供のいる家庭では関心が非常に高いものです。 転居先の選定や、マンション購入時には学校区が決め手となることもあります。

地域によっては学校選択制が取られるようになっているので、学校区別の平均年収はひとつの目安に過ぎませんが、住宅価格と同一学区の平均年収という入居後の生活において重要な要素をマンション選びの選択肢として活用していただけたらと思います。

各政令指定都市の一部を一般公開していますが、ログイン無料会員登録必要)していただくと、各行政区・市区町村毎の平均世帯年収上位学区が全て確認できます。

東京都

港区立南山小学校

東京都の世帯年収が高い学区は、高級住宅街として有名な学区やファミリー層に人気の学区が上位にランクインしました。かつては学区選択制の導入が盛んでしたが、近年では人気校に集中する事から廃止傾向が加速しています。その為、ますます学区の重要性が増しており、学区内に居住していれば希望の学校へ通いやすいなどのメリットがあるため、住宅購入時に学区情報を調べることをお勧めします。

神奈川県

川崎市立宮前平小学校

神奈川県の世帯年収が高い学区は、国家公務員宿舎や大手企業の社宅が多く存在する学区、大規模施設が存在する都会の機能と緑の多さが両立している学区、歴史や文化の残る高級住宅地を含む学区等がランクインしました。神奈川で住宅購入時には、住居の場所によって学校がほぼ決まることや、今後の開発計画を視野に入れて検討することが重要となります。

千葉県

千葉市美浜区打瀬小学校

千葉県の世帯年収が高い学区には、埋め立てや新駅開業などにより、ここ20~30年内に新しく開発された場所が多くランクインしています。 このような場所では、同じような年収層が集まり、居住者が均一化し一帯の平均年収が高くなる傾向があります。 千葉県では、学区選択制ではなく指定校制なので、居住地選びは学校選びとも言えます。

埼玉県

さいたま市中央区 上落合小学校

埼玉県の世帯年収が高い学区は、旧浦和市または旧浦和市近くの再開発地域が上位5件中4件を占める結果となりました。学校選択制を採用している行政区が多いのですが、選択肢が隣接学区または特定地域の住民に限定されているため、居住地によって学校がほぼ決まってしまいます。住宅購入動機の1つとして、「子供の教育環境を考慮」が常に上位に上げられます。