東京都練馬区にお住まいの先輩ママに、1歳のお子さんが私立認可保育園に入園した際のことをお話していただきました。
区の公式LINEで告知するのが良かった!
家計のために必要だったこともあり、仕事復帰することにしました。個人的に働くことは好きだったので、両立を目指すことは家族で話し合って決めていました。元々待機児童が少ない地区と聞いていましたが、1歳児クラスなどは募集人数が少ないことから入れない可能性もあるのではないかという話もあったので、決まるまでは落ち着きませんでした。基本的に両親がフルタイム勤務でもらえる点数は他の家庭も同じなため、「この点数だから大丈夫」という安心感は全くありませんでした。公式LINEで募集開始や対応方法の告知をしてくれているのは、情報漏れがなく助かりました。保育課への相談は可もなく不可もなく。人によりけりな部分は感じました。例えば、途中入園の相談のときは「育休延長のためですよね」という事務的な感じでしたが、4月入園のときは応募する保育園数や決め方など、事細かにアドバイスをしてくれました。
電動自転車を早く買っておけばよかった!
見学・面談で聞いていた話と大きな違いはありませんでした。ただ、16時など早い時間にお迎えに来ている家庭が多いことは驚きました。苦労したのは、発熱をしたときに「今すぐお迎えお願いします」と言われるため、仕事を切り上げて向かわなければならなかったこと。連絡を受けたら基本的にすぐに向かうようにしていましたが、どの程度待ってもらえるのかが曖昧なので、とても大変でした。夜に残った業務対応をすることもありました。園の良い点は、子ども目線でいつも接してくれ、何か新しいことがあると連絡帳だけではなくお迎え時に「こんなことができたんです」と教えてもらえること。送迎時に親と離れたくない子には、担任の先生が玄関まで迎えに来て、落ち着くまで優しく話しかけてクラスへ入っていくこと。また、コロナ禍のため、行事は決まった学年だけが行うようになっていますが、直接参加できない月年齢のクラスにも行事の一部をお裾分けしたり、雰囲気を楽しませてくれていること。悪い点は、お迎えに行ったときに「入らないでください!」と急に理由もなく非常勤の先生に言われ、入口でしばらく待たされたこと。クラスの子が排便をして、その処理をしていたようですが、説明もなく、処理が終わっても声をかけてもらえず、立ち尽くしてしまいました。事前準備で必要なのは、電動自転車の購入。厳密には保育園入園前に購入したのですが、届くのは入園後になってしまいました。また、自転車に慣れる時間がなく、すぐに使うことができませんでした。
「駅から園までの距離」「駐輪場があるか」はポイント!
2ヶ月に1回ほど、夫に子どもを任せて思いっきり昼寝をさせてもらい、睡眠不足を解消しています。基本的に休日は夫に任せることができるため、歯医者などの予定を入れても問題ないことは助かります。一方で、子どもに対してなんでもOKとする節があることから、「パパはいいのに…」という状況を作り出してしまうことは良くないと感じています。コロナ禍ということもあり、保活は余裕をもって行うことをお勧めします。例えば、園の見学も1日1組だけとしている園もあるため、予約が先になってしまうこともあります。また、家族で「家からの距離はどの程度までにするか」だけではなく、「駅から園までの距離」も含めて優先順位を決めることも大切です。そうすれば、残業や早退のお迎えのときに困ることは減ると思います。また都内は特にですが、送迎では「駐輪場があるか」も重視した方が良いと思います。