東京都立川市にお住まいの先輩ママに、0歳のお子さんが公立認可保育園に入園した際のことをお話していただきました。
正直に悩みを話せるサポートがほしかった…
お金がなかったので、家計のために私も働くのは逃れようがありませんでした。夫も「すぐ働くよね?」と言う感じでした…。私は0歳から保育園に預けて仕事復帰しましたが、今思うとやっぱり一番かわいい時期を一緒に、ゆっくり丁寧に過ごしたかったです。保育園は、入りにくいと感じました。認可保育園に通う前は、高額だった認証保育園に子ども2人(0歳と1歳10か月)を1年間預け、その後やっと転園できました。この時期は、本当に保育園に通わせるために働いている感じで、私の稼ぎすべてが保育園代に消えていました。住まいの行政のサポートを一度も利用せず、ここまできました。「悩んでいる」「子どもにイライラしたことがある」などと口を滑らせると虐待を疑われそうで、正直な気持ちを話すことはできませんでした。そういう点を見直してほしいです。
先生からの労いの言葉に救われる
担任の先生はいますが、朝も夕方も会えないことがほとんどで、聞きたいことがあっても聞けずにそのままになることが多くありました。保育園生活では、急にお迎えに来てくださいと言われる事が一番大変でした。熱がなくてもすぐに連絡をする先生もいて、困りました。当時嬉しかったのは、先生に労いの言葉をかけてもらったこと。「いつも本当に仕事と育児、お疲れ様です」といった言葉に救われました。良いルールは食事のマナーが身に付いたり、挨拶をしっかりする事です。悪いルールは特に思い当たりません。難しいとは思いますが、入園前にその保育園に子どもを通わせている親と話が出来れば、園のリアルな情報がわかると思います。
育児は、完璧を求めずに手を抜くのもアリ
とにかく頑張りすぎないようにしていました。息抜きする時間すら作れなかったので、最初から手を抜くようにしていました。すべてちゃんとやろうとすると、イライラして子どもにあたってしまうことが一番嫌だったので。自分もですが、夫も子どもに育てられて、だんだん良くなっていったと思います。昔は気づいてくれなかったことも、わかってくれるようになってきました。とにかく子どもとたくさん遊んでくれるので、それだけで満足です。先生方とたくさんコミュニケーションをとって、子どもの事もなんでも話せる関係を自分から作っていく事が大事だと思います。わからない事はとにかくプロに聞いて、信頼関係を構築していくことをおススメします。