日本では、老後おひとり様でいる確率はどれぐらいなのでしょうか。

老後単身率の割合

生涯未婚率(約30％)＋離婚率（約20％）＝50％

現在では、半数の人が独身で老後を迎えることがわかります。

現在、日本の平均寿命は男性81歳、女性87歳。夫婦では半数が90歳を迎えます。
政府は「平成29年版高齢社会白書」で、今後、男女とも平均寿命は伸びて、2065年には、男性85歳、女性91歳になると予測しています。
現時点で30歳前後という人は、自分が90歳まで生きるものと考えて人生設計をたてなければなりません。

高齢者になると、現役時代と同じように賃貸物件に入居できなくなってしまう現実があります。賃貸入居には審査があります。定年後は収入がないのと死亡リスクが高いため、「審査落ち」することが社会問題化しています。

一生の住居費のコストパフォーマンスを上げます

同一物件に住み続ける場合、持ち家と賃貸ではどちらが得をするのでしょうか？30歳で「住宅ローンを借りて持ち家を持った場合」と、同じ年齢から「賃貸に住み続けた場合」で、ともに90歳まで生きたと想定すると、単純計算で賃貸は持ち家の1.5倍の費用がかかります。

定年後の家とお金の将来不安を解消します

他に頼る相手がいない単身者になった時、お金が老後の命綱です。よって、自宅を持つことで、衣食住の「住」に対する安心感が生まれ、自分のセーフティネットとなります。

居心地のよい居住空間を実現できます

自分の住まいであれば、建築基準法や管理規約などの範囲内でリフォームが可能で、ライフステージの変化に応じて間取り変更を行うこともできます。
そして、分譲住宅は最新の設備を搭載した住まいが多いです。たとえば、持家のほうが壁や床などが厚く、断熱性能や遮音性能が高くて快適に生活できます。
また、耐震性能や防犯性能などにも優れ、安心して生活を送れます。

人生の選択肢を増やせます

同棲・別離・結婚・離婚。人生は先何が起こるか分かりませんが、持家があることで、他人に依存しない自律した人生にできます。また、相棒のペットも飼うことができます。

職住近接で人生の時間ロスと余計なコストが少なくなります

持家は、家賃より少ないコストで都心寄りに住むことができます。通勤時間が減ることで、通勤ストレスが減ることは勿論、平日に今まで出来なかったことができるようになります。片道30分の違いは、1ヶ月で20時間、1年で240時間にもなります。
また、家が職場から近いと、終電を逃したり、乗り過ごして、タクシーや深夜バス・ホテルに泊まる等の余計なコストがかかる心配はありません。

換金可能な老後資金を作れます

ローン完済時に持家は資産になります。その資産があれば老後の生活の不安は減ります。介護が必要になっても住まいを売却して、安心して住める有料老人ホームなどに入ることもできるなど、老後の住まいの選択肢も広がります。

住み替えで資産を増やせます

資産性のあるマンションを選べば、自宅の買い替えで含み益を出すことが可能です。