2025年2月 分譲マンション人気ランキングTOP10
「THE TOYOMI TOWER MARINE&SKY」が6か月連続トップ!
順位 | マンション名 | 所在行政区 | 総戸数 | 分譲開始年月 | 周辺相場 | 資料請求 | モデルルーム予約 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() |
THE TOYOMI TOWER MARINE&SKY | 東京都中央区 | 2046 | 2024年9月 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
パークタワー渋谷笹塚 | 東京都渋谷区 | 659 | 2025年3月 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
リビオタワー品川 | 東京都港区 | 815 | 2024年10月 |
![]() |
![]() |
![]() |
4 | ジオ板橋大山 | 東京都板橋区 | 285 | 2023年9月 |
![]() |
![]() |
![]() |
5 | リビオシティ文京小石川 | 東京都文京区 | 522 | 2024年10月 |
![]() |
![]() |
![]() |
6 | グランドメゾン武蔵小杉の杜 | 神奈川県川崎市中原区 | 271 | 2024年1月 |
![]() |
![]() |
![]() |
7 | プラウドタワー相模大野クロス | 神奈川県相模原市南区 | 687 | 2023年9月 |
![]() |
![]() |
![]() |
8 | パークコート青山高樹町ザタワー | 東京都港区 | 85 | 2024年11月 |
![]() |
![]() |
![]() |
9 | ガーデングランデ横浜戸塚エアリーグランデ | 神奈川県横浜市戸塚区 | 157 | 2023年11月 |
![]() |
![]() |
![]() |
10 | パークホームズ入谷 | 東京都台東区 | 37 | 2025年2月 |
![]() |
![]() |
![]() |
「THE TOYOMI TOWER MARINE&SKY」の人気が続く
「THE TOYOMI TOWER MARINE&SKY」が今月もトップとなった。6か月連続の首位維持となり、アクセス数も先月よりアップした。高層階かつ眺望の良い住戸は坪単価1,000万円を超えているが、この物件に魅了される人の多さが分かる結果となった。
1~3位には、都心部の大規模タワーマンションが名を連ねている。4位には「ジオ板橋大山」がランクイン。先月より順位を落としたものの、再開発エリア「大山」に誕生した大規模マンションとして注目度が高い。10位にランクインしたのは「パークホームズ入谷」。小規模マンションだが、「三島神社」建替えと三井不動産レジデンシャルの一体開発という個性的なマンションだ。今回はこの2物件をピックアップして解説する。
再開発エリアに誕生した次世代のレジデンス「ジオ板橋大山」
「ジオ板橋大山」は東武東上線「大山」駅まで徒歩6分、総戸数285戸・地上10階建てのマンション。
再開発が進む板橋区「大山」エリアに誕生した。多彩な共用施設やサービスを提供しており、幅広い世代にとって住み心地の良いマンションといえる。
敷地面積は約8,000m2。この広々とした敷地にWEST・SOUTH・EASTの3棟が配置されている。約55%という空地率を活かし「セゾンプロムナード(歩行者用の緑道)」や「リーフスクエア(中庭)」など緑豊かな空間が用意されている。敷地内には児童福祉施設(保育所・発達支援施設)の設置が予定されており、子育て世代にとって安心できる環境が整っている。また、TSUTAYAがセレクトした書籍を楽しめる「ブックラウンジ」など魅力的な共用施設も多数導入される。
「大山」という立地にも注目したい。「ジオ板橋大山」がある「大山」駅南口には「ハッピーロード大山商店街」という板橋区随一のアーケード商店街があり、200以上の店舗が軒を連ねている。「大山」駅北口にも「遊座大山商店街」があり、日常的な買い物は2つの商店街で完結できる。また、駅周辺では再開発事業や道路整備事業などの街づくりが行われている。「連続立体交差事業(2030年度完了予定)」では、約1.6kmの区間において鉄道が高架化される。これによって交通渋滞の解消や道路の安全性が確保され、街全体の魅力向上にも繋がるだろう。「大山」駅は交通利便性の面でも優れており、「池袋」駅までは東武東上線で直通6分、「新宿」「渋谷」「東京」など都心各方面へも30分圏内でアクセス可能だ。
一方で、懸念事項として挙げられるのは「定期借地権付き」のマンションであるということだ。約70年後の期間満了時に更地にして返還することが約束されており、この点をマイナスに感じるかもしれない。しかしながら、定期借地権付きのマンションは物件価格が相場より安いことでも知られている。「ジオ板橋大山」は3LDKの住戸でも6,000~7,000万円台が多く、東京23区内の中では割安感のあるマンションといえるだろう。
「神社一体開発マンション」で注目!「パークホームズ入谷」
「パークホームズ入谷」は東京メトロ日比谷線「入谷」駅まで徒歩6分、総戸数37戸の小規模マンション。全邸南東向きで採光に恵まれており、1フロア3邸のゆとりある設計となっている。
この物件の注目ポイントは、歴史ある「三島神社」の建替えと三井不動産レジデンシャルの一体開発であるという点だ。「三島神社」では社殿の老朽化が進み、耐震・耐火建築物でないことも問題視されていた。しかしながら、建替えには莫大な費用や維持費が必要である。そのため、敷地内に定期借地権付きのマンション「パークホームズ入谷」を建設することで、竣工後の収入安定や地域の活性化を図る。三井不動産レジデンシャルの「神社一体開発マンション」は「パークコート神楽坂」、「パークタワー西新宿エムズポート」に続いて3物件目である。
神社の伝統が感じられる繊細なデザインも特徴的だ。エントランスホールは鳥居をイメージした木目調格子の空間が広がっている。「三島神社」の既存材をアートや共用部の一部に採用しており、灯籠は置き型照明、床柱はオートロック操作盤設置台として生まれ変わった。
「パークホームズ入谷」も約70年の定期借地権付きマンションである。最終的には「三島神社」に土地を返還しなければならない。しかし、このマンションは立地環境が整っており資産価値は高いといえる。東京メトロ日比谷線「入谷」駅とJR山手線・京浜東北線「鶯谷」駅の2駅3路線が利用可能で、上野エリアも生活圏内だ。定期借地権付きマンションだからこそ実現した魅力的な立地といえるだろう。
「THE TOYOMI TOWER MARINE&SKY」をはじめ、都心部・大規模タワーマンションの人気は根強い。一方で、再開発エリアに建つ「ジオ板橋大山」や神社一体開発の「パークホームズ入谷」なども注目されている。この2物件に共通するのは、定期借地権付きマンションであるということだ。マンション価格の高騰が続き、新築マンションの供給戸数も減少傾向にある。好立地の新築マンションを購入するハードルは今後もますます高くなるだろう。定期借地権付きのマンションも視野に入れると、選択肢が広がるかもしれない。