エコヴィレッジ和光のマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

管理費は、他のマンションと比べると安い。規模のメリットが生かされているのだと思われる。

このマンションの最も悪い点

共用部や専有部については、抽象的な表現となってしまうが、いわゆる「安っぽさ」を感じる。

評価詳細

住戸設計 4	見学した住戸の間取りは3LDKで、広さは71㎡。リビングルームは12畳で、隣の和室は6畳。共用廊下側の洋室は6.2畳と5.6畳という構成。和室があり、広さのバランスも良い。
住戸環境 2	南西向きのマンションであり、ベランダ周辺は雑木林が多いため、採光条件は悪くない。ただし眺望は良くない。2つの洋室は共用廊下に面しており、プライバシーを守るために、暑くても窓を開けにくい。
使い勝手 3	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。キッチンに浄水器、浴室には追い炊き機能が設置されている。また、浴槽の脇には手すりがついているため、高齢者の転倒防止に役立つ。内装は、全般的に安さを感じる。ライオンズマンションなどの中間層向けブランドと比べても安く感じる。
共用部分 3	管理人は常駐しており、共用部はきれいに清掃されている。月額の管理費は9500円であり、適正価格。エントランスにはオートロックやモニター付インターホンが設置されている。駐輪場は建物内にあるが、2層式となっている。すでに余裕スペースはなさそうだ。
周辺環境 2	和光市駅から徒歩23分程度の場所に立地しており、雨の日の通勤は不便。また地形的には、やや低地に位置しているため、荒川が氾濫した場合には、ギリギリ浸水被害に遭うらしい。近所に郵便局があり、駅周辺に銀行やスーパーのいなげや、イトーヨーカドーがある。
総合評価 3	中間層向けのマンションである。仕様については満足度が低い。総戸数は92戸のため、管理組合が堅実な予算管理を実施すれば、資金繰り難に陥ることはなさそうだ。比較的安い物件を購入したい層からの需要はあると思われる。
コスト パフォーマンス 2	築11年のマンションであり、資産価値は新築当時と比べて約5％下落している模様である。このエリアの地価は、過去10年間の大規模金融緩和時代においても横ばいで推移しているため、資産価値が上昇することは期待できない。