サンウッド文京東大前エストライフのマンション評価

オススメの対象属性

熟年夫婦

このマンションの最も良い点

大学病院が徒歩圏内に立地している。重病に罹患したあとの通院治療に便利だ。

このマンションの最も悪い点

管理組合が資金繰り難に陥っている。4年後に実施予定の大規模修繕工事費用が不足しており、一時金を徴収する予定のようだ。

評価詳細

住戸設計 2	見学した住戸の間取りは2LDKで、広さは65㎡。リビングルームは10畳で、洋室は7畳と4.5畳という構成となっている。4.5畳の個室が狭すぎるため、住戸設計のバランスは良くないと感じる。
住戸環境 3	南東向きの角住戸を見学したが、本郷通りに面している洋室については、日照条件と眺望は良好である。しかしリビングルーム前方には同じ高さのマンションがあるため、リビングルームの日照条件と眺望は良くない。二重床の構造となっており、足音は響きにくいらしい。共用廊下に面する個室はないため、プライバシーは守られている。
使い勝手 4	キッチンと洗面室は直接行き来できるため、生活動線には配慮されている。キッチンそばにも小さなバルコニーがあるため、調理の匂いを外に逃がしやすい。キッチンにディスポーザー、浴室にオートバス機能が設置されている。オール電化となっており、個人によって好みが分かれると思う。
共用部分 2	管理人は日勤で常駐している。月額の管理費は約16000円であり、高額だ。エントランスにはオートロックやモニター付インターホン、宅配ボックスが設置されている。建物内に駐輪場がある。なお、2027年に実施される大規模修繕工事において、約47万円の一時金徴収が実施されるらしい。
周辺環境 4	白山駅から徒歩5分の本郷通り沿いに立地している。徒歩8分圏内にスーパーのまいばすけっと、日本医科大学付属病院、ドラッグストアや郵便局があり、生活利便性は良い。なお、豪雨が降った場合、マンション敷地については若干の内水浸水被害に遭う可能性があるようだ。
総合評価 2	サンウッドなどが分譲したマンションである。住戸内仕様については不満はない。しかし小規模マンションのため、月額の管理費と修繕積立金の合計額は4万円を超えている。さらに、2027年に大規模修繕工事を実施するときに一時金を徴収することが決定されているようだ。管理組合が資金繰り難に陥っている点は難点だ。購入判断をしにくい物件だ。
コスト パフォーマンス 3	築20年のマンションだが、資産価値は新築当時と比べて約50％上昇している模様である。このエリアの地価は、バブル崩壊直後の水準に戻っており、さらには資産価値は上がりにくい。