ベイステージ横浜４３２のマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

大規模マンションのため、管理組合の財政基盤は盤石。修繕積立金は値上げされにくいと推測できる。

このマンションの最も悪い点

南東向きの住戸の正面に建物がある。このため南東向きの大半の住戸は、日照条件と眺望が悪い。

評価詳細

住戸設計 1	見学した住戸の間取りは3LDKで、広さは76㎡。リビングルームは13畳、洋室は6畳が2室、5畳が1室という構成。しかし5畳の洋室はベランダに面しておらず、客間としての使いみちしかない。猛暑の季節はこの部屋では就寝しにくいと思う。住戸設計は良くない。
住戸環境 2	南東向きの住戸を見学したが、一部の住戸の正面に建物があるため、住戸の位置によって日照条件と眺望の良さがまったく異なる。2つの洋室は共用廊下に面しており、プライバシーを守るために、室内では大きな音量では音楽を聴きにくい。
使い勝手 4	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。シンク部分はオープンキッチンとなっており、子供の様子を見ながら、料理を作ることができる。キッチンに食器洗い乾燥機、リビングルームに床暖房、浴室には追い炊き機能が設置されている。浴槽の脇には手すりがついており、転倒防止対策がとられている。
共用部分 4	管理人は日勤で常駐している。月額の管理費は15600円であり高額だ。エントランスには車寄せがあるため、買い物の帰りは便利。ロビーは広く、オートロックやモニター付インターホン、宅配ボックスが設置されている。共用施設としてシアタールームやライブラリなど、使用頻度の少ない無駄な施設があるらしい。敷地内に広い自走式駐車場が設けられている。屋外に2層式の駐輪場がある。
周辺環境 3	神奈川新町駅から徒歩7分の工業地域に立地している。周囲は物流センターや倉庫が多い。徒歩4分の場所にスーパーのまいばすけっと、コンビニ、郵便局がある。また、徒歩15分の場所に小規模のショッピングモールや済生会神奈川県病院がある。しかし、大型台風が発生した場合は、このエリアは50㎝以上の高さの高潮被害に遭う恐れがある。
総合評価 3	ゴールドクレストが分譲した大規模マンションである。総戸数が400戸を超えるため、管理組合の財政基盤は盤石と評価できる。工業地域に立地している点がデメリットだが、生活利便性は意外と悪くはない。中間層からの購入需要を期待できる物件と言える。
コスト パフォーマンス 3	築21年のマンションだが、資産価値は新築当時と比べて約50％上昇している模様である。しかし、日本銀行総裁が「現状は金融緩和状態のため、今後も政策金利を引き上げていく」と明言していることから、さらには資産価値は上がりにくいと考えられる。