セザールリバーサイドときわ台のマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

徒歩10分の場所に大学病院がある。持病を抱えている人にとっては、好立地に建つマンションだ。

このマンションの最も悪い点

総戸数がわずか24戸のマンションである。管理組合の財政運営上、すでに管理人を常駐させることができない。今後、さらに管理組合の資金繰り難は深刻化すると推測できる。

評価詳細

住戸設計 3	見学した住戸の間取りは2LDKで、広さは60㎡。リビングルームは11畳で、洋室は6畳と5畳という構成。一般的な住戸設計となっている。
住戸環境 4	西向きの角住戸を見学したが、4車線道路に面しているため、日照条件と眺望は良好である。共用廊下に面する個室はないため、プライバシーは守られている。
使い勝手 2	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。システムキッチンは、収納扉までホワイトカラーとなっており、油汚れが目立つと思う。浴室には追い炊き機能が設置されている。しかし築21年の物件のため、内装や設備からは古さを感じる。
共用部分 2	管理人は常駐しておらず、管理会社による巡回管理となっている。月額の管理費は12000円であり、少し高い。エントランスにはオートロックや宅配ボックスが設置されている。屋外に平置き駐輪場があり、雨の日は不便だが、ママチャリを停めやすい。建物内の駐輪場は、ほぼ満杯状態のようだ。また、建物内に駐車場がある。
周辺環境 2	ときわ台駅から徒歩15分の場所に立地している。近所を石神井川が流れており、この川が氾濫した場合は、このエリアは1メートル以上の高さまで浸水被害に遭う恐れがある。一方、徒歩10分の場所には日本大学板橋病院があるため、通院治療を受けやすい。徒歩5分圏内にスーパーのコモディイイダ、小児科クリニック、金融機関がある。
総合評価 2	セザールが分譲した中間層向けマンションである。仕様については満足度が低い。また、わずか24戸の小規模マンションのため、将来、管理組合は深刻な資金繰り難に陥る可能性が高い。購入メリットをほとんど感じない物件である。
コスト パフォーマンス 3	築21年のマンションだが、資産価値は新築当時と比べて約10％上昇している模様である。しかし水害リスクのある小規模マンションのため、さらには資産価値は上がりにくいと推測できる。