ベルシェーナ浦和常盤のマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

すべての住戸が、角住戸である。開放感が感じられる。

このマンションの最も悪い点

わずか18戸の小規模マンションであるため、管理組合は深刻な資金繰り難に陥っている。将来の修繕積立金収入を担保に入れて、金融機関から大規模修繕工事費用を借り入れることも選択肢に入っていると思う。

評価詳細

住戸設計 1	見学した住戸の間取りは3LDKで、広さは85㎡。リビングルームは14畳、洋室は8.2畳と5畳、4畳という構成。しかし4畳の個室は狭く、なおかつ窓がない。住戸設計のバランスは良くない。
住戸環境 4	南東向きの角住戸を見学したが、4階以上の住戸であれば眺望は良い。また、日照条件も問題はない。共用廊下に面する個室はないため、プライバシーは守られている。
使い勝手 3	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。キッチンはベランダに面しており、調理の匂いを外に逃がしやすい。浴室には追い炊き機能が設置されている。また、浴槽の脇には手すりがついており転倒防止対策がとられている。
共用部分 2	管理人は常駐しておらず、管理会社による巡回管理となっている。月額の管理費は約14500円であり、高額だ。エントランスにはオートロックやモニター付インターホン、宅配ボックスが設置されている。建物内に平置きや2層式の駐輪場が設けられている。また、敷地内に駐車場がある。
周辺環境 3	北浦和駅東口から徒歩8分の旧中山道沿いに立地している。また、線路が近くにあるため、とくに上野東京ラインの走行音は住戸内に聞こえてくる。駅周辺にスーパーのクイーンズ伊勢丹、マルエツ、ドラッグストア、銀行などがある。また、徒歩13分の場所に埼玉メディカルセンターがあるため、通院治療を受けやすい。なお、このエリアは水害リスクはない。
総合評価 1	総戸数がわずか18戸の小規模マンションである。月額の管理費と修繕積立金の合計額は5万円を超えている。管理組合の深刻な資金繰り難は、今後さらに悪化すると予想できる。マンション価格は4000万円程度だが、中間層が購入できるはずがない。
コスト パフォーマンス 3	築21年のマンションだが、資産価値は新築当時と比べて約20％上昇している模様である。しかし中間層にとっては購入しにくい物件であり、アッパーミドル層の対象外となる物件であるため、資産価値はさらには上がらないと考えられる。