オーベル梅島グレイスガーデンのマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

徒歩2分の場所にショッピングモールがあり、買い物環境に恵まれている。

このマンションの最も悪い点

和室はベランダに面しておらず、窓がない。このためリビングルームの一部として使用することになる。

評価詳細

住戸設計 1	見学した住戸の間取りは3LDKで、広さは76㎡。リビングルームは11畳で、和室は6畳。共用廊下側の洋室は6.8畳と5畳という構成となっている。和室はベランダに面しておらず、窓がない。リビングルームの一部として使用せざるをえないため、住戸設計のバランスは良くない。
住戸環境 3	南東向きのマンションであり、ベランダ周辺は戸建て住宅が多いため、採光条件と眺望は良好である。住戸と共用廊下との間にポーチが設けられており、玄関は横向きとなっているため、若干プライバシーは守られている。
使い勝手 4	キッチンと洗面室との間は、直接行き来できるため生活動線には配慮されている。また、キッチンはベランダに面しており、調理の匂いを外に逃がしやすい。ベランダにはトランクルームがあるため、大きな荷物の収納に便利。リビングルームに床暖房、浴室には追い炊き機能が設置されている。そして、浴槽の脇には手すりがついていることから、転倒防止対策がとられている。
共用部分 3	管理人は日勤で常駐している。月額の管理費は約8500円であり、安い。エントランスにはオートロックやモニター付インターホン、宅配ボックスが設置されている。共用施設としてキッズルームやシアタールームがあるらしい。しかし駐車場の脇に駐輪場が設けられており、歩車分離がされていない。
周辺環境 2	梅島駅から徒歩12分の場所に立地している。徒歩2分の場所にショッピングモールがあり、食品スーパーやドラッグストアなどが出店している。しかし、このエリアには規模の大きな中核病院はなさそうだ。また、荒川が氾濫した場合は、5メートル以上の高さまで浸水被害に遭う可能性がある。リスクが大きい。
総合評価 2	有楽土地が分譲した中間層向けマンションである。仕様については及第点をつけることができる。総戸数は86戸の規模であり、管理組合は健全財政運営を続けているようだ。ただし水害リスクの規模が大きいことから、購入需要は限られると思われる。
コスト パフォーマンス 3	築21年のマンションだが、資産価値は新築当時と比べて約10％上昇している模様である。しかし水害リスクのあるエリアに立地するため、さらには資産価値は上がりにくいと推測できる。