グランシティ本所吾妻橋クレアセーヌのマンション評価

オススメの対象属性

DINKS

このマンションの最も良い点

ほぼ全住戸が、角住戸である。このため開放感を感じられるし、プライバシーも守られやすい。

このマンションの最も悪い点

マンションの構造が良くない。駐車場の手前に駐輪場がある。分譲した会社は、住人の安全を考慮しない設計をしている。

評価詳細

住戸設計 1	見学した住戸の間取りは2LDKで、広さは55㎡。リビングルームは12畳、洋室は5.8畳と4畳という構成となっている。狭い個室があり、住戸設計のバランスは悪い。
住戸環境 3	東向きの角住戸を見学したが、日照時間帯は午前10時頃までとなっている。ただし4車線道路に面しているため、眺望は悪くない。共用廊下に面する個室はないため、プライバシーは守られている。
使い勝手 3	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。玄関の脇にトランクルームがあるため、収納に便利だ。シンク部分はオープンキッチンとなっている。浴室には追い炊き機能が設置されている。室内設備は簡素。また、ベランダはワンルームマンションと同じ広さしかない。
共用部分 2	管理人は日勤で常駐している。月額の管理費は約12500円であり高い。エントランスにはオートロックやモニター付インターホン、宅配ボックスが設置されている。建物内に機械式駐車場があるが、駐車場手前に2層式駐輪場がある。歩車分離がされていない物件だ。
周辺環境 3	本所吾妻橋駅から徒歩8分の幹線道路沿いに立地している。道路の反対側にスーパーのマルエツプチがあり、便利。徒歩5分圏内にドラッグストア、コンビニがある。また、車で18分の場所に都立墨東病院がある。しかし荒川が氾濫した場合は、このエリアは1メートル以上の高さまで浸水被害に遭う恐れがある。
総合評価 2	日本綜合地所が分譲したマンションらしい。仕様については満足度が低い。また、総戸数がわずか30戸のため修繕積立金は約14500円であり、割高だ。良質な物件とは言えず、水害リスクもあることから、中間層にとって購入メリットは乏しいと言える。
コスト パフォーマンス 3	築22年のマンションだが、資産価値は新築当時と比べて約35％上昇している模様である。2024年中に、日本銀行が政策金利を引き上げる可能性が高いことから、資産価値の上値余地は小さいと考えられる。