ダイアパレス小岩のマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

南東向きの3階以上の住戸であれば、日照条件と眺望は良好である。

このマンションの最も悪い点

14階建てマンションだが、エレベーターは1基しかない。約5年後にエレベーターの交換作業が、1ヶ月を要して実施される。この間は階段しか使用できない。眺望の良い上層階を購入したい人は、この点を踏まえて購入決断をする必要がある。

評価詳細

住戸設計 1	見学した住戸の間取りは3LDKで、広さは61㎡。リビングルームは9畳で、隣の洋室は6畳。共用廊下側の洋室は6.1畳と4.5畳という構成となっている。狭い個室があり、住戸設計のバランスは良くない。61㎡の広さでは、3LDKとしては狭いと感じる。
住戸環境 3	南西向きの住戸を見学したが、ベランダ正面に道路の橋脚があるため、5階以上の住戸であれば眺望は良好である。また、4階以上の住戸であれば日照条件も良好である。2つの洋室は共用廊下に面しており、プライバシーを守るために、猛暑の季節でも窓を開けにくい。
使い勝手 4	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。リフォーム工事がされており、キッチンに食器洗い乾燥機、浴室にオートバス機能が設置されている。シンク部分はオープンキッチンとなっており、子供の様子を見ながら料理を作ることができる。内装は新築同様だった。
共用部分 3	管理人は日勤で常駐している。月額の管理費は12000円。エントランスにはオートロックやモニター付インターホン、宅配ボックスが設置されている。建物内に平置きの駐輪場が設けられており、ママチャリを停めやすい。また、建物内に駐車場がある。
周辺環境 2	新小岩駅から徒歩17分の線路沿いに立地している。南西向き住戸の正面を環七通りがとおっており良い立地ではない。徒歩10分圏内にスーパーのまいばすけっと、コンビニ、ドラッグストアがある。また、駅前にも多くの商業施設がある。車で15分の場所に東京慈恵会医科大学葛飾医療センターがある。しかし、荒川が氾濫した場合は、このエリアは3メートル以上の高さまで浸水被害に遭う恐れがある。
総合評価 2	総戸数が51戸のマンションである。しかし、修繕積立金はわずか8000円のため、数年以内に値上げされる可能性が高い。3LDKとしては住戸面積が狭いと感じる。また、南西向きの住戸については、低層フロアの住環境は良くない。駅からも離れた立地にあるため、購入需要は限定的だと考えられる。
コスト パフォーマンス 3	築24年のマンションであり、見学した住戸の売り出し価格は、リフォーム工事終了後で約3600万円。中間層でも無理なく購入できるが、立地が良くないため、資産価値は上がりにくいと考えられる。