パティオ山手のマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

高台に立地するため、上層階であれば、眺望はかなり良好である。

このマンションの最も悪い点

極端な小規模マンションである。今後、大規模修繕工事を実施するたびに、修繕積立金が大幅に値上げされる可能性が高い。

評価詳細

住戸設計 1	見学した住戸の間取りは3LDKで、広さは58㎡。リビングルームは11畳で、隣の洋室は4.7畳。共用廊下側の洋室は5.3畳と4.2畳という構成。本来ならば、2LDKとすべき広さの住戸であり、窮屈な印象を受けた。
住戸環境 2	南東向きの住戸を見学したが、ベランダ周辺は戸建て住宅が建っているため、日照条件は良好である。4階以上の住戸であれば眺望も良好である。2つの洋室は共用廊下に面しており、プライバシーを守るために、室内では大きな声で会話できない。
使い勝手 2	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。キッチンに浄水器、浴室には追い炊き機能が設置されている。築24年の物件のため、内装や設備は古くなっており、今後は経年劣化が原因で、給湯設備などが故障する可能性が高い。
共用部分 2	管理人は、平日は日勤で常駐しているらしい。月額の管理費は12000円であり、高い。エントランスにはオートロックやモニター付インターホン、宅配ボックスが設置されている。建物内に平面の駐車場が設けられている。建物内や屋外の歩道沿いに駐輪場があるが、スペースは不足しているようだ。
周辺環境 2	石川町駅から徒歩15分の高台に立地している。坂道が多いため、自転車での移動は大変である。徒歩12分圏内に小規模の食品スーパー、コンビニがある。買い物環境には恵まれてない。また、車で15分の場所に横浜市立大学附属市民総合医療センターがある。なお、このエリアは災害リスクはない。
総合評価 2	総戸数はわずか23戸の小規模マンションである。このため、2回目の大規模修繕工事を実施するときに、一時金を徴収される恐れがある。また、仕様については満足度が低い。生活利便性も良くないため、購入需要は少ないと考えられる。
コスト パフォーマンス 3	築24年の物件であり、資産価値は新築当時と比べて約5％上昇している模様である。このエリアは人口が増えていく可能性が高くないため、さらには資産価値は上がりにくいと考えられる。