マートルコート小豆沢公園のマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

南東向きの住戸の正面に、小豆沢公園がある。景観に恵まれている。

このマンションの最も悪い点

わずか25戸の小規模マンションである。管理組合はすでに資金繰り難に陥っている。財政が再建される可能性は低いと思う。

評価詳細

住戸設計 3	見学した住戸の間取りは2LDKで、広さは58㎡。リビングルームは8畳、洋室は6.1畳と6畳という構成。住戸設計のバランスは良い。
住戸環境 3	南西向きの住戸を見学したが、3階以上の住戸であれば日照条件と眺望は良好である。6.1畳の洋室は共用廊下に面しており、プライバシーを守るために、猛暑の季節でも窓を開けにくい。
使い勝手 2	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。浴室には追い炊き機能が設置されており、浴槽の脇には手すりがついている。高齢者の転倒防止対策はとられている。室内設備はシンプルである。住戸内のモニター付インターホンは、旧型のものだ。
共用部分 2	管理人は日勤で常駐している。月額の管理費は約12000円。エントランスにはオートロックやモニター付インターホン、宅配ボックスが設置されている。屋外にラック付駐輪場が設けられている。また、敷地内に駐車場もある。歩車分離はされていない。
周辺環境 4	志村坂上駅から徒歩10分の区立小豆沢公園沿いに立地している。徒歩4分の場所に規模の大きなショッピングモールがあり、スーパーやユニクロ、ホームセンターなどが出店しているため買い物環境に恵まれている。また、車で5分の場所に東京北医療センターがあり、重病に罹患した場合は便利。なお、このエリアは水害リスクはない。
総合評価 2	総戸数がわずか25戸の小規模マンションである。仕様については満足度が低い。また、月額の管理費と修繕積立金の合計額は35000円を超えており、管理組合は資金繰り難に陥っている。生活利便性は良いというメリットはあるが、一方ではデメリット要因の大きな物件でもある。
コスト パフォーマンス 3	築22年のマンションだが、資産価値は新築当時と比べて約30％上昇している模様である。しかし、今後、区分所有者の財政負担が重くなっていく物件であるため、さらには資産価値は上がりにくいと考えられる。