キャッスルマンション浮間舟渡のマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

生活利便性は良い。徒歩3分圏内にスーパーやドラッグストア、病院などがある。

このマンションの最も悪い点

わずか21戸の小規模マンションである。管理組合が深刻な資金繰りに陥り、区分所有者の資金負担が大幅に増加することは避けられないと予想できる。

評価詳細

住戸設計 1	見学した住戸の間取りは3LDKで、広さは62㎡。リビングルームは8畳、洋室は6畳と5.9畳、5.5畳という構成となっている。しかしリビングルームは住戸の中央に位置しており、昼間でもリビングルーム内は暗い。1980年代に分譲されたマンションの住戸設計と同じである。
住戸環境 1	東向きの角住戸を見学したが、日照時間帯は午前10時頃までとなっている。ベランダ正面にマンションがあるため、眺望は良くない。5.9畳の洋室は共用廊下に面しており、プライバシーを守るために、室内では大きな音量で動画視聴をできない。
使い勝手 3	キッチンと洗面室、トイレは近い場所に配置されており、生活動線には配慮されている。キッチンには小窓があり、調理の匂いを外に逃がしやすい。リビングルームに床暖房、浴室に追い炊き機能が設置されている。しかし、築26年の物件のため、設備や内装は古い。今後は経年劣化が原因で、さまざまな個所が故障すると思う。
共用部分 2	管理人は常駐しておらず、管理会社による巡回管理となっているようだ。月額の管理費は17000円であり高額だ。エントランスにはオートロックやモニター付インターホン、宅配ボックスが設置されている。エントランス正面に平置きの駐輪場が設けられている。駐車場はないようだ。
周辺環境 2	浮間舟渡駅から徒歩5分の準工業地域に立地している。徒歩3分圏内にスーパーのベルクス、ドラッグストア、家電量販店、コンビニがあり買い物環境には恵まれている。また、至近距離に総合病院があり、軽症の病気であれば通院の対象となると思う。しかし、荒川が氾濫した場合は、このエリアは5メートル以上の高さまで浸水被害に遭う恐れがある。
総合評価 1	総戸数がわずか21戸の小規模マンションである。このため、管理組合が深刻な資金繰り難に陥ることは確実である。仕様については満足度が低い。深刻な水害リスクも抱えており、購入需要は少ないと考えられる。
コスト パフォーマンス 3	築26年のマンションであり、見学した住戸の売り出し価格は約3300万円。東京23区内の物件としてはかなり安いが、築古で極端な小規模物件のため、資産価値は上がりにくいと考えられる。